飲むなら知っトク!アルコールにまつわるアレコレ、それってホント?

食事編

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仕事終わりや休日に、ちょっとした気分転換にもなるお酒。
今回は、アルコールにまつわるさまざまな噂について、はたしてそれが真実(ホント?)なのかどうか、詳しくみていくことにしましょう!

それってホント?アルコールにまつわるアレコレ

Q1.焼酎は日本酒やビールに比べて太りにくいってホント?

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A.ホントです!(ただし・・・)

甘いお菓子に含まれる砂糖やごはんに含まれるデンプンは「糖質」と呼ばれ、一度に取りすぎると急激に血糖値が上がり、日常的に続くと糖尿病や肥満につながります。

醸造酒に分類される日本酒やビールは「糖質」を含むのに対し、焼酎は原材料からアルコールと香り成分だけを抽出する蒸留酒であるため糖質を含みません
よって焼酎は、それ単体で考えれば血糖値が上がりにくく、太りにくいということになります。

ただし、果汁やジュースで割って飲む酎ハイは糖質が含まれるため要注意
また、アルコール度数は20%~45%とビールの5%に比べて高く、飲み過ぎれば肝臓に負担がかかってしまいます。適量はグラス1/2量(約100ml ※25%の場合)ですので意識しましょう。

Q2.赤ワインは体にいいって聞くけどホント?

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A.ホントです!

赤ワインは製造の際に、ブドウの皮や種までも利用して抽出されるため、白ワインに比べてポリフェノールが多いことから健康効果が高いとされています。
今や国内外で研究が進み、コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防につながることが知られるようになりました。

とは言っても、もちろん飲みすぎはよくありません。
ちなみに適量はワイングラス2杯(約200ml ※12%の場合)です。

最近では、和食にワインをあわせることも珍しくありませんね。
赤や白、産地や季節などワインの種類はいろいろ!料理やシーンに合わせて美味しく楽しみましょう。

Q3.ノンアルコールなら水代わりになるってホント?

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A.ムムム・・・場合によってどうでしょう・・・・。

酒税法によると、含有アルコール量が1%未満の飲料ということですが、今はほとんどのノンアルコール飲料はアルコールを全く含みません

ということで、車を運転する時などでも飲むことができます・・・・が、注意したいポイントが2つ!
<ポイント1>
カロリーや糖質はゼロではない商品もあること。(ちなみにカロリー、糖質、プリン体ゼロという商品ももちろんあります。)
<ポイント2>
添加物が多く含まれる商品もあるということ。(アルコール飲料と味や香りを近付けるために、たくさんの添加物が含まれがち。)

このような商品は「水代わりにガブガブ飲む」という訳にはいかないので注意が必要です!
ノンアルコール飲料は、車を運転する時や休肝日だけどどうしても飲みたい時など、状況に合わせて賢く活用しましょう。

まとめ

仲間や家族とのかけがえのないひと時を、美味しい料理とそれにぴったりのお酒で楽しみたいものですね。もちろんお酒の適量は頭の片隅におきつつ・・・が大人のたしなみです!

【参考文献】
eヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-001.html
ポリフェノールと健康について
http://www.asevjpn.wine.yamanashi.ac.jp/JAJ/Vol/Vol-20-2009/1&2/23.pdf

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