ウォーキングに最適なシューズ選びと服装のポイント

運動・身体活動編

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ウォーキングは誰でも簡単にできる手軽な運動!
ですが、履いているシューズが足に合っていなかったり、正しい履き方ができていなかったりすると、足に負担がかかるだけでなく、場合によってはウォーキングの途中で歩くのがつらくなるほど支障が出ることも・・・。

ウォーキングをより快適にエンジョイするための、シューズ選びや正しいシューズの履き方など、チェックポイントを確認してみましょう!

ウォーキングを快適に!

これで快適!シューズ選びで実践したい6つのチェックポイント

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1.足の甲はきつくないですか?

甲の部分がきついと、足裏のアーチ部分がつぶれてしまい、足の動きが悪くなりがちです。

2.くるぶしがあたっていませんか?

くるぶしがトップラインにあたると痛くて歩けない状態に・・・。
必ず両足を履いて試し数歩歩いてみましょう

3.靴先の柔軟性はありますか?

指の曲がる位置と、靴の曲がる位置が合っていないと、足を痛める原因に・・・。
シューズのつま先とかかとを、両手の平で左右から押した時に、つま先から1/3くらいの位置が柔軟に曲がる靴が理想。

4.つま先があたっていませんか?

つま先に、10mmほど余裕があるサイズを選びましょう。

5.かかとはフィットしていますか?

かかとを付けた時に、かかとのカーブに合っているかを確認。
ウォーキングはかかとから着地することで、体重の1.2~1.5倍程度の衝撃がかかります。
クッション性のあるシューズを選びましょう。

6.足の盛り上がり(アーチ)は合っていますか?

外側や内側の足の盛り上がり(アーチ)と靴の盛り上がりが合っていないと、疲れやすいので、フィットするものを選びましょう。

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歩き出すその前に!履き方で実践したい3つのチェックポイント

自分の足に合ったシューズを選んだら、今度は正しい履き方も知っておきましょう!

1.つま先にはゆとりを作る!

ウォーキングは、踏み込んだり蹴りだしたりする動きでつま先を頻繁に使うため、つま先部分に余裕を持たせて履くのがコツ。
靴ひもは、履く時にはゆるめるようにし、靴の中で指が動かせる程度のゆとりをつくりましょう。

2.かかとはフィットさせる!

シューズを履いたら、かかとで軽く地面をたたくようにして、かかとをヒールカウンター部分にしっかりと収める

3.靴ひもはつま先ゆるめに甲はしっかり!

ゆっくりと前かがみになり、体重をつま先へと移動する。
甲から足首までを靴ひもでしっかり固定する(つま先に近い2か所くらいは緩めにし、3つ目くらいからは甲にフィットさせるようにしっかりと結ぶ)。

シューズは、同じ状態で履き続けてしまうことも多いですが、できるだけ毎回確認してから歩き始めましょう!

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服装選びのポイントは?

10分程度の軽いウォーキングであれば、服装にこだわることなく行っても良いかと思いますが、20分以上歩くと汗をかくことも多いため、何を身に着けておいた方がよいのか、その選択も大切です。

〈夏の暑さ対策〉

汗をかいて服が濡れた状態のままでは不快感もあり、体を冷やしてしまいます。 汗を吸収しやすく、すぐに乾きやすい速乾素材(ポリエステルなど)のTシャツは便利アイテム、日差し対策にサングラスや帽子などもあるとよいですね。場合によっては着替えを用意しておくことも必要です!

〈春・秋は気候の変化に柔軟に〉

気温の変化が激しいため、脱ぎ着がしやすいウインドブレーカーなどの上着を用意しましょう。日差しが強いことも多く、上記のような日差し対策グッズも用意できると良いですね。

〈冬の防寒〉

歩き始めは特に寒いため、3つの首(首、手首、足首)を意識して温めると寒さが和らぎます。ネックウォーマーやマフラー、手袋、レッグウォーマーなどが活躍します。暑くなってきたら外して調整しましょう。

スポーツ用品店に行くと、運動用のウェアがたくさん揃っているので、特にウォーキング用でなくてもOK。登山用のTシャツやアンダーシャツでも代用できますね。

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また、ウォーキングを快適に、そして安全に行うために欠かせないのが「水分補給」!
出かける時には、必ず水筒やペットボトルを用意して、ウォーキング中は喉が渇く前に、こまめに水分をとりましょう
お茶や水でもOKですが、1時間前後歩いたり、暑い日に歩いたりなど、大量の汗をかく場合は、スポーツドリンクなど塩分や糖分も補給できる飲み物がおススメです。

まとめ

ウォーキングを気持ちよく続けていくためには、まずは形から揃えていくこともやり方の一つ!
自分の足にピッタリのシューズを選び、快適なウェアを身にまとい、気分は上々で颯爽と歩きましょう!

【新型コロナウイルス感染対策について】
マスクを着用したまま運動をすると、水分補給を忘れがちになり、体温も下がりにくくなります。
こまめな水分補給を心掛け、息苦しさを感じた時は速度を落とす、マスクを外す、休憩をとるなど、無理をしないことが大切です。

また、下記の点にも気を付けましょう。
・一人または少人数で実施する
・空いている時間、場所を選ぶ
・他の人との距離を確保する
・すれ違う時は距離をとる

新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/jsa_00010.html

【参照文献】
ミズノ ウォーキングシューズの選び方・履き方
http://st-public.mizuno.jp/walking/wear/choice/
ウォーキングトレーナーテキスト / メディカル・フィットネス協会

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