吸わない人も吸う人も、ご家庭、職場、外出先を思い浮かべつつ、読み進めて下さいね。
■こうして避ける!
結論からいうと喫煙する環境・人に近づかない。
具体的には
●完全禁煙の施設をつかう
●飲食店では個室をつかう
●喫煙スペースに近づかない
●喫煙所の傍を通りすぎる時は足早に通り過ぎる
●タバコを吸った直後の人には近づかない等…
これらを心掛けましょう。
■目に見えない煙
厚労省の調査によると、子どものいる喫煙者はその6割程が「子どもに煙を吸わせないようにしている」と回答しています。
家庭での対策として「換気扇の下やベランダで吸う」がよくありますが、本当に吸わせないようにできているのでしょうか?
そこで思い出して欲しいのが料理中のこと。
台所で換気扇を回していても、リビングで「今日はカレーだ」と、においでわかりますよね。
同じように換気扇下であったとしても、煙の一部は室内に残ってしまいます。
また、ベランダで吸う場合もサッシの隙間からタバコの粒子が部屋に入り込みますし、ニコチン等の有害成分は衣類や髪の毛に付着して屋内に持ち込まれてしまいます。
さらに喫煙後4分弱は、吐く息にもタバコの成分が大量に排出され、その後も微量ながら排出され続けます。
その他、空気清浄機に頼る方も多いですが…
臭いは除去しても有害物質のガス成分は素通りしてしまい受動喫煙は避けられません。
吸わせていないつもりでも…
■こうして避ける!
結論からいうと喫煙する環境・人に近づかない。
具体的には
●完全禁煙の施設をつかう
●飲食店では個室をつかう
●喫煙スペースに近づかない
●喫煙所の傍を通りすぎる時は足早に通り過ぎる
●タバコを吸った直後の人には近づかない等…
これらを心掛けましょう。
■目に見えない煙
厚労省の調査によると、子どものいる喫煙者はその6割程が「子どもに煙を吸わせないようにしている」と回答しています。
家庭での対策として「換気扇の下やベランダで吸う」がよくありますが、本当に吸わせないようにできているのでしょうか?
そこで思い出して欲しいのが料理中のこと。
台所で換気扇を回していても、リビングで「今日はカレーだ」と、においでわかりますよね。
同じように換気扇下であったとしても、煙の一部は室内に残ってしまいます。
また、ベランダで吸う場合もサッシの隙間からタバコの粒子が部屋に入り込みますし、ニコチン等の有害成分は衣類や髪の毛に付着して屋内に持ち込まれてしまいます。
さらに喫煙後4分弱は、吐く息にもタバコの成分が大量に排出され、その後も微量ながら排出され続けます。
その他、空気清浄機に頼る方も多いですが…
臭いは除去しても有害物質のガス成分は素通りしてしまい受動喫煙は避けられません。
吸わせていないつもりでも…
■吸わせていないつもりでも
非喫煙者の子どもを「1」とした場合、喫煙者の親を持つ子どもの尿中ニコチン代謝物は
・ドアを閉めて屋外で喫煙…2倍
・ベランダで喫煙…2.4倍
・台所の換気扇下で喫煙…3.2倍
気をつけても完全に吸わせない方法は存在しないと理解した方が良いですね。
■実は副流煙の方が有害
厚労省の様々な条件下による発がん物質の計測結果によると、主流煙を「1」とした時、副流煙だと条件によっては100倍以上のレベルで検出!
例えばジメチルニトロソアミンは肝臓がん、ホルムアルデヒドは鼻咽頭がんを発生しやすくします。
吸わない人は直接吸ってないしまあ大丈夫と思いがちですが、実は副流煙の方が有害の場合もありますので気をつけましょう!!
そして…
非喫煙者の子どもを「1」とした場合、喫煙者の親を持つ子どもの尿中ニコチン代謝物は
・ドアを閉めて屋外で喫煙…2倍
・ベランダで喫煙…2.4倍
・台所の換気扇下で喫煙…3.2倍
気をつけても完全に吸わせない方法は存在しないと理解した方が良いですね。
■実は副流煙の方が有害
厚労省の様々な条件下による発がん物質の計測結果によると、主流煙を「1」とした時、副流煙だと条件によっては100倍以上のレベルで検出!
例えばジメチルニトロソアミンは肝臓がん、ホルムアルデヒドは鼻咽頭がんを発生しやすくします。
吸わない人は直接吸ってないしまあ大丈夫と思いがちですが、実は副流煙の方が有害の場合もありますので気をつけましょう!!
そして…
■軽くない!!受動喫煙の代償
◇成人への影響
・心疾患(1.25-1.30倍*)
・肺がん(1.20-1.30倍*)
*家や職場で受動喫煙にさらされる人のリスク(受動喫煙なしを「1」とした場合)
◇乳幼児・児童への影響
・呼吸器症状(咳・痰など)
・肺の発達の遅れ
・乳児突然死症候群(SIDS)
・急性呼吸器感染症
・耳疾患(中耳炎など)
・より頻回でより重症度の高い喘息発作
完全に受動喫煙を避ける方法はありませんが、喫煙する環境・人に近づかないを心掛けて身を守りましょう。
◇成人への影響
・心疾患(1.25-1.30倍*)
・肺がん(1.20-1.30倍*)
*家や職場で受動喫煙にさらされる人のリスク(受動喫煙なしを「1」とした場合)
◇乳幼児・児童への影響
・呼吸器症状(咳・痰など)
・肺の発達の遅れ
・乳児突然死症候群(SIDS)
・急性呼吸器感染症
・耳疾患(中耳炎など)
・より頻回でより重症度の高い喘息発作
完全に受動喫煙を避ける方法はありませんが、喫煙する環境・人に近づかないを心掛けて身を守りましょう。
■用語説明
受動喫煙:喫煙者の周囲にいる非喫煙者が副流煙を吸い込むこと
・主流煙> たばこを吸う際に発生する煙のうち、喫煙者が口から直接吸い込む煙
・副流煙> たばこ(フィルター側ではなく火がついているほう)から立ち上る煙
・呼出煙> 喫煙する人がフィルターなど吸い口を通じて吸い込んだ煙を吐き出した煙