余分なカロリーにご用心!成分表示を見てみよう!

その他生活習慣編

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ついつい食べてしてしまうカップ麺、実は思っている以上に「あぶら」が含まれているかもしれません!
気をつけていたつもりでも、思わぬところでカロリーや脂質をとってしまっていることが、私たちの日常にはよくあるのです。

思わぬ落とし穴で肥満を招いてしまうその前に、セルフチェックのオススメ新習慣「成分表示を見る、そのポイントについてご紹介します。

見逃せないのは、実は裏面!?

例えばお昼時のコンビニで・・・。
「今日は時間もないし、手軽に食べられるパンにしよう!」
「サンドイッチにしようかな?甘いパンも好きだしあんパンもいいかな?」

お腹の空き具合や好みで選ぶことが多く、袋の裏までチェックしてパンを選ぶ人は少ないかもしれません。

しかしこの時、”見逃すと損!”なのが、袋の裏に載っている「成分表示」
成分表示を見ることで、意外とカロリーの高い商品や脂質(あぶら)の多い商品に気付くことができるのです。

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2つのポイントをおさえて、いざ成分表示チェック!

それでは成分表示を見るときに重要な2つのポイント、詳しくみていきましょう!

ポイント1. 目の前の数字、ホントの量はどのくらい?

パンやおにぎりであれば1個あたりの成分表示になっているので分かりやすいですが、飲み物の多くは100mlあたりの表示になっています。

そのカロリー表示は「何g」または「何ml」あたり!?

例えばスポーツドリンクの表示を見た時に、表示が20kcalになっていると「カロリーが低いな」と思いがち。
ところが、100mlあたりの表示になっているので、500mlのペットボトル飲料であればその5倍の100kcalもとることになってしまうのです!
これでは、ウォーキングで消費したカロリーより多い!?なんてことにもなりかねません。
※ウォーキング30分でおよそ100kcalを消費できます

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菓子類でも表示が100gあたりになっているのに、内容量は倍以上あるという場合もあります。
思わぬところで不必要なカロリーをとってしまっては残念!
成分表示、しっかりと確認できるようにしていきましょう。

ポイント2. 要チェック!「見えないあぶら」

エネルギー(カロリー)・タンパク質に続き、3つ目に表示されているのが脂質です。
脂質とは肉や乳製品などに含まれる見えないあぶらや、調理する際に使う調理油やバターなどのあぶらの総量になります。

知らず知らずに食べている!?”見えないあぶら”

例えばパン。
あんパン(100g/1個)に入っている脂質は5g程度。
これがメロンパン(65g/1個)になると、なんと3倍の約15gもの脂質が入っています。
メロンパンには中身が入っていなくても、表面の甘い部分にバターがたくさん使われているため脂質が多いのです。

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これこそまさに「見えないあぶら」!
カップラーメンなども麺を油で揚げてあったり、濃厚なスープに油分が溶け込んでいたりと、脂質が高めの食品といえますね。

パンやインスタント食品に限らず、スナック菓子、ケーキのような洋菓子など、私たちのまわりにはこの「見えないあぶら」があふれている、といっても過言ではありません。
意識していないと、あっという間にとり過ぎてしまうのです。

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特に悪玉コレステロールや中性脂肪の数値が高めの方は、脂質の表示をチェックして少しでも脂質の少ない商品を選ぶ習慣を身につけていきましょう。

参考
【成人男性の1日の脂質量】
・30~49歳男性:1日の目標量 75g(1食あたり25g)
・50~69歳男性:1日の目標量 72g(1食あたり24g)
※脂質の目標量はエネルギーに占める割合で示されているため、エネルギーは身体活動レベルⅡ(普通)の場合とし、脂質目標量は20~30%の中間値である25%として算出。(日本人の食事摂取基準 2020年版より)

まとめ

成分表示は袋の裏面や目立たないところに載っていることも多いため、いちいちチェックするのは面倒だったり、字が小さいので見えにくいかもしれません。
まずは家に買い置きしてある飲み物やお菓子、冷凍食品などを確認してみるのもいいですね。ビールなどのお酒も要チェック!
健康につながる第一歩!あなたも今日から新習慣を始めてみましょう。

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