上手に活用!ダイエットに最適なサラダ特集!

食事編

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食事編

ダイエットを思い立ち、まずはカロリー削減!ということで食事は野菜サラダだけにしていた、というような経験はありませんか?
一時的にはガマンできるかもしれませんが、なかなか長続きせず元の食事に戻ってリバウンドしたり、無理して続けて体調をくずしたりということも、もしかしたらあったかもしれません。
ダイエットでも上手に野菜を活用できるよう、健康的に痩せられる「ダイエットに最適なサラダ」についてまとめてみました。

ダイエットに最適!ごちそうサラダ特集

ダイエットにサラダを有効活用!そのメリットは?

野菜、海藻、きのこなどを取り入れたビタミン・ミネラルが豊富なサラダは、脂(アブラ)や糖質が多い食事ばかりの人にとっては、プラスするだけでもエネルギーを消費しやすい体をつくってくれます!サラダをとり入れる3つのメリットをみていきましょう。

その1.食物繊維の補給!

血糖値の急激な上昇を防ぎ、内臓脂肪を減らしやすくします。また腸内環境を整える働きも◎

その2.カリウムの補給!

余分な塩分を体から排出しむくみを予防します。また、筋肉の働きをよくし、夏バテ予防にも!

その3.ビタミン類の補給!

動脈硬化を予防し、免疫力UP、疲労感改善、ストレス対策など様々な体の調整に働きます。
また、シミの予防、脂肪肝の予防なども期待できます。

【要注意!】 サラダだけでは痩せません
カロリーを抑えれば、単純に体重は減るのですが、それは一時的なもの。
身体はエネルギーが少なくなりすぎたとき、その状況に備えるための「安全機能」が備わっていて、エネルギーをため込む(消費しにくい)よう調整するのです。サラダだけのダイエットではこの安全機能のスイッチが入り、低カロリーなものしか食べていなくても、痩せにくいということが起きやすくなってしまいます。

 

 
また、同じ食材だけを食べ続けると逆に栄養が偏ってしまうこともあり注意が必要です。
例えば野菜、海藻、きのこ、など、それぞれに含まれる栄養の種類や量は異なっているので、いろいろな食材を食べることが大切なのです。
メインとなるご飯やおかずに大盛サラダをプラスする、あるいはサラダに炭水化物やたんぱく質を合わせる、といった色々な食材を盛り込んでいくのがサラダ活用のポイントと言えるのです!

ダイエットに活用したい!おススメなごちそうサラダ!

ダイエットではまず栄養のバランスが第一!今回は野菜+たんぱく質を合わせた具沢山サラダで食べ応えは満点、主に糖質オフをしている人におススメのごちそうサラダをご紹介いたします。
極端な糖質オフはリバウンドを招くため、食べ過ぎた次の日や夜だけなど、タイミングをはかって取り入れるのがおススメです!
 

 
※分量はそれぞれ1人前目安です

1.コンビニ素材で和風チキンサラダ

【材料】
袋サラダ1袋(レタスミックスなどお好きなサラダ)、ほぐしサラダチキン1パック、パウチのひじき煮1パック、温泉卵1個、和風ドレッシング、(お好みできざみ海苔や削り節)
【作り方】
袋サラダを皿に敷く。サラダチキン、ひじき煮を乗せ、真ん中に温泉卵を落とす。和風ドレッシングをかけて出来上がり。刻み海苔や削り節をトッピングすると風味が増し、栄養もアップするのでお得です。

2.彩り&栄養たっぷりコブサラダ

【材料】
アボカド1個、ミニトマト5個、黄色パプリカ1/2個、カットわかめ(乾燥)5g、ゆで卵1個、ゆで鶏むね肉(サラダチキンでも可)1/2枚、ミックスビーンズ1缶(パウチでも可)、アーモンドスライス10g、コブサラダドレッシング適量(フレンチドレッシングでも可)
【作り方】
アボカド、ミニトマト、黄色パプリカ、ゆで卵、ゆで鶏むね肉は2㎝角くらいの大きさにカット。カットわかめは水で戻して水気を絞る。すべての食材を皿に彩りよく並べてドレッシングでいただきましょう。

3.食物繊維たっぷり腸活サラダ

【材料】
千切りキャベツ1袋(もしくは1/8個100g)、とろろ昆布5g、ゆでもち麦50g(市販のもち麦ミックスなどでもOK)、なめたけ20g、キムチ30g、厚揚げ100g、ツナ缶1缶(水煮タイプ)、お好みでかいわれ大根少々
【作り方】
千切りキャベツの袋にとろろ昆布をほぐしていれ、大さじ1杯のお酢を入れて揉み込み10分置く。厚揚げを2cm角の一口大に切る。キムチとなめたけを混ぜる。皿に厚揚げ、キャベツ&とろろ昆布、ゆでもち麦、ツナ缶、キムチ&なめたけの順に散らしながら盛り付ける。最後にかいわれ大根をトッピングし完成。キムチとなめたけの塩分で混ぜながらいただきましょう。

【注意したい、NGサラダ!】

◎マヨネーズ系!(ポテトサラダ、カボチャサラダ、マカロニサラダなど)
サラダという名前はついていますが、糖質とマヨネーズの太りやすい組み合わせのサラダです。
◎実は糖質系!春雨サラダ
さっぱりとした味付けなのでヘルシーそうに思えますが、春雨は糖質です。ごま油や砂糖などで和えているので、ダイエットサラダには不向き。
◎ドレッシングにも注意!
マヨネーズが多めのシーザーサラダやごぼうサラダなども意外とカロリーも油も多くなります。食べやすいようにと砂糖(糖分)が加えてある場合も注意が必要です。

 

 

まとめ

野菜や海藻、きのこだけでなく、たんぱく質もプラスすることで、サラダのボリュームがアップします。食事の満足度を上げると飽きずに継続することもできるので、食べ過ぎて体重が増えてしまった時にはぜひ取り入れてみてください。

【参考文献】
・その調理、9割の栄養捨ててます! 東京慈恵大医科大学付属病院監修 世界文化社
・きちんとわかる栄養学 飯田薫子教授・寺本あい助教授監修 西東社
・最新改訂版栄養成分バイブル 中村丁次監修 主婦と生活社

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