体内時計の働きに合わせた食事(朝食編)

食事編

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食事編

※交代勤務の方は、1日の始まりとして起きたタイミングで食べる食事を朝食として捉えて読んでください。

体内時計の働きに合わせて食べると良いことは?

皆さんのからだには、1日24時間とほぼ同じリズムを刻む生体のリズムとして体内時計が備わり、からだの代謝を司る働きをします。
体内時計の働きに合わせて生活したり、食事をとったりすることは代謝の良い状態を作り出し、エネルギーをしっかり燃やすことに繋がります。
(※代謝とは?:食べたものを体内で利用してエネルギーに変え、消費する働き)

朝食をとるだけで太りにくくなる?

体内時計は1日24時間より少し長めの周期でリズムを刻んでいるので、目覚めの活動開始に合わせて体内時計をリセットすると、からだのリズムと生活のリズムが合って、代謝の良い状態をつくることができます。
そのリセットをするのが朝の光と朝食の刺激
目覚めて光を浴び、朝食を食べてリセットされるとからだの活動がスムーズにスタートし、体温が上がり代謝もぐんと上がり始めます。
すると1日その状態をキープしやすくなるので、代謝が良くエネルギーを燃やしやすい状態になり太りにくくもなるのです。

朝食をとらない生活が続くとどうなる?

朝食をとらないと、体内時計がリセットされないため、1日のスタートがスムーズにいきにくくなってしまいます。
また、朝食をとらずに昼12時に昼食を食べるなど空腹の状態が続いた場合、からだは言わばエネルギー切れの状態。
エネルギー補充のために自らの筋肉を取り壊してそこからエネルギーをつくりだそうとします。
こういった生活を長く続けていると筋肉が減り、代謝の悪いからだの状態を作り出してしまうので、エネルギーを燃やしにくく、太りやすいからだに。
では…

どんなものを食べたら良いの?

朝食は体内時計のリセット効果が高い『「糖質のとれるご飯などの穀類」+「卵・魚・納豆などのたんぱく質食品」』の組み合わせがおすすめです。

★自宅で食べる人の場合

ご飯の場合:「白いご飯」+「納豆・卵・焼き魚などいずれか」
パンの場合:「食パン・フランスパン・ベーグル」+「目玉焼き・ゆで卵・サラダチキンなどいずれか」
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★コンビニで買う人の場合

ご飯の場合:納豆巻きや鮭おにぎりなど
パンの場合:サンドイッチなど
調理パンや菓子パン以外で!なぜなら油が多いと体内時計のリセット効果が弱まるので、油っぽいものは控えめにするのもポイントなのです。

朝食をとっていない人の場合

インスタントのスープや味噌汁、バナナなどの果物、ヨーグルトなど
朝食をとる習慣がない人は、まず、果物や、たんぱく質のとれる乳製品、汁物から始めるのがおすすめです。
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出来そうなことはありますか?
これは、と思ったものはぜひお試しを!
朝食を食べて、代謝が高まるとからだがぽかぽかします!
暑い季節にはぽかぽかさせたくないかもしれませんが…ぜひ実感してくださいね。

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