早いがベスト!食べ過ぎた後の体をリセットするリカバリー作戦!

食事編

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「ストレスでドカ食い」「ついつい夕食を満腹まで食べてしまう」
例えばダイエットに挑戦中なのに食べ過ぎてしまった…ということもありますね。
「やっぱりダイエットなんてそう簡単には…」とせっかく挑戦してきたことを諦めてしまうその前に。

大丈夫です。
そしてここが工夫のしどころです。
たとえ食べ過ぎてしまっても、的確なリカバリー方法を知って軌道修正を図れば、諦める必要などまったくなし!
体に負担をかけず、健康的に痩せるためにも「食べ過ぎの後のリカバリー」を是非お試しください!

冷静かつ的確に!「食べ過ぎ」たらリセット!

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体脂肪が増える!?そもそも「太る」ってどういうこと?

体脂肪がたまってしまうのは「糖質」や「脂質」のとりすぎが主な原因。
ところが、実は食べ過ぎた食事の後、糖質や脂質はすぐには体脂肪に変わってしまう訳ではないのです

食事からとり入れた糖質や脂質は、活動のためのエネルギーとしてまずは筋肉や肝臓に一時保管されます。そのうち48時間以内に使いきれなかった分(余ってしまったエネルギー)が徐々に(平均で1~2週間後に)体脂肪として体に定着
つまりこれが「太る」ということ。

体脂肪は1日で大量に体につく訳ではなく、毎日少しずつ蓄積されていきます。
太るというのは毎日の「使いきれなかった(余分な)エネルギー」が気づかないうちにため込まれてしまった結果ということなのです。
余分なエネルギーが脂肪に変わって体に定着してしまう前に、リセットにむけて動き始めましょう!

食べ過ぎた後は断食(ファスティング)をすればOKでしょ?

食べ過ぎた後はカロリー調整のために、断食(ファスティング)やスムージーだけにしている、という例もよく耳にします。
実はこの行動はあまりおススメではありません。
食事を抜くことで食べない時間が長くなってしまうと、次の食事の際に血糖値が急上昇したり、筋肉が減って基礎代謝(※)が下がったり、逆に体脂肪がつきやすい体になってしまうからです。
体重は変わらないのに、体脂肪が増えてきたという方はこれが原因のひとつかもしれません。
基礎代謝とは:心臓などの臓器や筋肉などは24時間動いており、その活動エネルギー量のこと

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食べ過ぎをなかったことにする?ためのリカバリー作戦、発動!

そこで、今回は体の仕組みも取り入れた、リバウンドしづらくなる、食べ過ぎた後の対処方法、名付けて「リカバリー作戦」についてお伝えいたします。

ミッション開始まで48時間?!リカバリー作戦のタイミングとその期間

使いきれずに蓄えられてしまったエネルギーが体脂肪に変わり始める目安は48時間が過ぎた後
「食べ過ぎた!」そう思ったらできるだけ間を置かずにリカバリーの行動を起こすのが大切です!
リカバリー作戦は2~3日続けてみましょう。
普段から糖質や脂質を食べる量が多い人は食生活の見直しのきっかけとして1週間以上続けても良いかもしれません。

リカバリー作戦を実行するための3ステップ!

ステップ1. 余分なエネルギーをリセット/糖質や脂質を控えよう!

リカバリーの第一歩として、体の中にある体脂肪の材料になりそうな余分なエネルギーを一度空にしてしまいましょう
まずは「糖質」と「脂質」を抑えた食事メニューの実践です。
ただし、完全に糖質を控えると、物足りないと食欲が爆発してしまう場合がありますので、極端な調整は避け、いつもより少なめ、例えばご飯ならお茶碗1杯までにする、などが良いでしょう。

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【×:控えたい食材】
・糖質:お菓子、ジュース、イモ類、果物、ご飯・パン・麺類などの炭水化物
・脂質:揚げ物、肉の脂身など
【〇:おススメ食材】
・雑穀ご飯、もち麦ご飯、オートミール

◎糖質が少なめでビタミンやミネラルが入った穀物を選択しましょう!

 

ステップ2. リセットからのカラダセットアップ!/適量のたんぱく質をとり入れよう!

体の細胞や皮膚などは日々生まれ変わっており、その材料となるたんぱく質が不足すると、筋肉が落ち、基礎代謝にも影響が出てしまいます。
毎食「適量※」のたんぱく質補給を意識しましょう!
ただし、食べ過ぎは消化に負担がかかり逆効果、あくまで「適量」がポイントです。
※目安は手のひら片手分

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【〇:おススメ食材】
・サバ水煮缶、ツナ水煮缶、さんまの塩焼き、カツオのたたきなど
・納豆、豆腐、豆乳
・豚ヒレ肉、豚赤身肉

◎青魚や大豆製品、動物性のたんぱく質など、広くバランスよくとりましょう。

 

ステップ3. カラダセルフケア/ビタミン、ミネラル、食物繊維、水分をしっかり補給

食べ過ぎた後は、消化に時間がかかり、胃腸などに負担がかかっている状態。特に代謝(脂肪燃焼など)の働きをしている肝臓は食べ過ぎの後はとても疲れているので、その働きを助けるビタミンやミネラルの補給が大切です

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【〇:おススメ食材】
・野菜(冷凍野菜やカット野菜も便利!)
・ワカメ、もずく、めかぶ、ひじき、海苔、など
・しめじ、えのき、しいたけ、まいたけ、など
・お水(1.5~2L)

◎低カロリー、低糖質、食物繊維も豊富な食材がおススメ。水は一気に飲まず、こまめな水分補給をこころがけましょう。

 

まとめ

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リカバリー作戦のポイントは、食べ過ぎた分が体脂肪になる前に、しっかりリセット、そして体をケアしながら新しいスタートを切ること!
時には食べ過ぎもあるかもしれませんが、「回り道」も必要なプロセス、と淡々とすすめてこそ、真のリカバリーの成功が待っています!

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