筋トレ好きトレーニーもご用達!ブロッコリーと鶏むね肉が選ばれる理由

食事編

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食事編

筋トレしている人も、そうでない人も、「体づくり」には何を食べるかがとても大切!
ストイックなトレーニングに励むアスリートや筋トレ愛好家にとっては日々の食事も計算されたトレーニングの一環とも言えます。
今回は、トレーニー(トレーニングしている人)に人気の2つの食材「ブロッコリー」と「鶏むね肉」をピックアップし、その選ばれる理由を探ります!筋トレには興味がない、という人にもお得な情報満載です。
是非参考にしてみてくださいね。

鶏むね肉とブロッコリー

野菜の中でダントツ人気!ブロッコリーはビタミンの宝庫


様々な体に良い栄養素を含むことから、緑黄色野菜の王様とも呼ばれるブロッコリー。
世のトレーニー達に選ばれる理由としてまず挙げられるのが、豊富に含まれるビタミンです。

体調管理や疲労回復には欠かせない栄養素の一つがビタミン。
特にブロッコリーに含まれるビタミンCは、100g(5〜6房)中に55mg(茹でた場合)と、それだけで1日に必要なビタミンCの半分程度をまかなうことができます。
※成人1日のビタミンC推奨量は100mg
 

 
また、食事でとった糖質や脂質が効率よくエネルギーにかわることをサポートするビタミンB1、B2筋肉を修復するB6、さらに体内でビタミンAとして働くβカロテンビタミンEなども豊富に含まれています。
特にビタミンA・C・Eは「ビタミンACE(エース)」と呼ばれ、細胞の老化を防ぎ、免疫力アップの働きから、アンチエイジングに役立つ抗酸化(こうさんか)ビタミンとして知られています!

カサが大きく、食べ応えのある食感をもつブロッコリーは食物繊維も豊富。肥満や便秘の予防など、まさに健康づくり全般に役立つ野菜なのです!

「鶏むね肉」が筋トレ好きの人達に重宝される理由

筋トレ中に必要な栄養素と言えばタンパク質。
タンパク質の多い食材は様々にありますが、中でも「鶏むね肉」はトレーニーご用達の重要なタンパク質補給源です!
筋トレ後は、傷ついた筋肉を修復するためにも、できるだけ早いタイミングでのタンパク質の補給が大切。

その点、鶏のささみ肉やむね肉は、アブラが少なく低カロリーで、豚肉や牛肉、鶏もも肉などと比べても、余計なアブラをとる心配がないことが選ばれる大きな理由です。
 

 
また、注目したいのが「イミダゾールジペプチド」という成分。
イミダゾールジペプチドには、体を酸化から守る抗酸化作用があると言われ、疲労を回復する効果も期待されています。
動物の筋肉や脳に多く存在し、鶏肉の中ではささみ肉やむね肉に多く含まれています。

良質なタンパク質の補給に加え、疲労回復も期待できる、まさにトレーニング向きの食材!
低カロリーな点からも、ダイエットや健康維持にも欠かせない安心安定のヘルシー食材、と言えるでしょう!

健康維持のために意識したい「低カロリーなタンパク質補給」

筋トレにそこまで興味がない方も、体調管理の上でも意識しておきたいのが低カロリーでタンパク質がとれる食事
不足しがちなタンパク質を意識して、毎食タンパク質を補給することはとても大切です。
さらにタンパク質の分解を助け、体の調子を整える働きをもつビタミンミネラルなどもプラスした方がよいでしょう。

その点、例えば「ブロッコリー」×「鶏むね肉」の組み合わせは、低カロリーな鶏肉とあわせて、タンパク質の吸収を手助けするビタミンを多く含む野菜を一緒に食べることで、より効率的な栄養補給が可能になります!

さらに、実はブロッコリーは野菜の中ではタンパク質を多く含んでいる食材!
(と言っても、肉や大豆と比べればタンパク質量は少なく、ブロッコリーだけで十分タンパク質を補えるわけではありません。)

「鶏むね肉」に限らず、肉類、魚介類、卵、大豆製品などと組み合わせ、不足しがちなタンパク質を補う食材として活用できるとさらに効果的です!

【参考】 <タンパク質量の比較>
・ブロッコリー(100g)→5.4g
・キャベツ(100g)→1.3g
・卵1個(約50g)→6g
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)より

 

 
ひとつ注意点として、いくら素晴らしい食材でも「それだけ」食べていればよい、という訳ではありません!
タンパク質やビタミンだけでなく、力や熱のもと(エネルギー源)となる炭水化物(糖質)や脂質なども体に必要な栄養です。
しっかりとバランスを組み立ててそれぞれの特長を活かしていきましょう!

まとめ

ブロッコリーや鶏むね肉は素材の栄養面はもちろん、手に入れやすさ、組み合わせレシピも豊富にあり、日常使いにとてもおススメです。
アブラが気になる、栄養バランスを整えたい、そんな時には是非ご活用ください。
筋トレ中の人は、筋トレ直後や翌日の食事にとり入れるなど、効率よく筋肉アップを目指しましょう!

【参考】
抗酸化による老化防止の効果
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka-yobou/kousanka-zai.html

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