意外と効く!!ラジオ体操

運動・身体活動編

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ひと通り行うと、有酸素運動、筋トレ、ストレッチ、バランス運動と、総合的な運動ができる「ラジオ体操」。
姿勢を正してキビキビ動き、伸ばすところはしっかりピーンと伸ばすことで、色々なメリットがあります。

手足をぶらぶらさせているだけでは、もったいない!!
13種類の運動を含む「ラジオ体操」の良さ、一緒に見直してみましょう。

魅力いっぱいのラジオ体操、うれしい効果に迫る!

消費カロリーは、どれくらい?

ラジオ体操の第一・第二をあわせると、約6分半の運動になります。
体重80kgの人が、約6分半の運動をした時に消費できるカロリーをいくつか挙げてみます。

<運動別の消費カロリー>
・ウォーキング:27kcal
・筋トレ:32kcal
・速歩:39kcal
ラジオ体操:40kcal
・ジョギング:46kcal

なんと、速いペースのウォーキング(速歩)と同じくらいのカロリーを消費できるのです。
通勤で歩いている、週末は筋トレをしている、という方も「手軽にできる運動」の一つとして、ぜひラジオ体操も取り入れてみませんか?

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ラジオ体操がもたらす効果とは

思っていたよりもカロリーを消費するラジオ体操ですが、その他にも身体にとって良い効果がいくつかあります。
いったいどんな効果があるのか、1回行った場合と、長く継続した場合に分けて見てみましょう。

1回行った場合の効果

◎覚醒効果
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仮に朝起きてじっとしたままの状態で過ごすと、覚醒するまで約3時間かかるといわれています。
ラジオ体操を行うことで、神経の働きを活性化したり、筋肉や脳へ血液をバランスよく循環させることができ、身体全体が目覚めていきます。

長く継続した場合の効果

◎肩こり、腰痛の予防・回復
◎骨密度低下の予防・回復
◎柔軟性の向上

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ラジオ体操を長く続けている方からは、坐骨神経痛やぎっくり腰の症状が軽くなった、風邪を引きにくくなった、血圧や血糖値が下がったなどの声もあがっています。
たった6分半でも、継続することの大切さがわかりますね。

ラジオ体操をするおススメのタイミングは?

基本的には、「いつでも、どこでも、だれでも」と謳われているラジオ体操。
覚醒効果を考慮すると、朝、昼間に眠気を感じたとき、入浴前に実施するのがおススメです。

また、長期的に継続していくためには、毎日のお仕事前に、ラジオ体操を習慣化するのもいいですね。
心身ともにスッキリして、仕事の効率アップも期待できます。

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奥が深い!ラジオ体操のしくみ

1)特徴について

◎第一:
老若男女を問わず誰でもできることにポイントを置いた体操。軽快なリズムに合わせて、体全体の筋肉や関節をバランスよく動かすことができます。

◎第二:
体を鍛え、筋力を強化することにポイントを置いた体操。筋肉や関節を柔軟にするダイナミックな運動が、血行を促進し内臓の働きを活性化させます。

2)強度について

人間の心臓の鼓動は50~70拍/分であるのに対し、ラジオ体操は90~100拍/分全身の血液の流れを20~30%ほどアップさせるよう考えられています。

まとめ

いかがでしたか?思っている以上の効果を期待できることに気付いたのではないでしょうか。
ラジオ体操は幼い頃から馴染みがあり、誰でも気軽に始められるので、ぜひ生活の一部として取り入れてみましょう。
その前に!!効果を上げるためにも、正しい体操の方法や動きのポイントを、下記の参考情報からチェックしてみてくださいね。


【参考情報】
NPO法人全国ラジオ体操連盟
https://www.radio-exercises.org/
ラジオ体操について かんぽ生命
https://www.jp-life.japanpost.jp/radio/

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