朝や帰りの通勤時やランチタイム。
気付けば1日のルーティンとして毎日コンビニに行ってしまう、という人も少なくないのではないでしょうか。
今回は、コンビニで選びがちな組み合わせに潜む落とし穴と、コンビニ食を上手に活用するおススメの組み合わせ法をご紹介いたします。
大公開!コンビニ食の○と×
時間が無い時のコンビニ頼み!【朝食編】
さてこの組み合わせ、皆さんはどう思いますか?
“忙しい朝はやわらかデニッシュパンで軽めに、でも栄養バランスを考えて100%オレンジジュースをプラス!”
100%ジュースなら体によさそうなイメージですが、含まれる栄養はほぼ糖質で、生の果物からとれる食物繊維やビタミンなどは、加工の段階で減ってしまうため、あまり期待できません・・・。
また、菓子パン(デニッシュパン、メロンパン、クリームパン etc・・・)は糖質やあぶらを多く含むので避けたいところです。
朝のエネルギー補給に重要なのはパンやおにぎりなどの炭水化物。カロリーやあぶらの量には注意が必要です。
また、炭水化物中心で考えるとどうしてもタンパク質が不足しがちに。
せっかく飲み物をプラスするなら果物100%ジュースにかえて、タンパク質が補給できる飲み物をプラスしてみるのはどうでしょう?
<ミッション1>タンパク質補給を目指す組み合わせ3つのシミュレーション
1) おにぎり1~2個+豆乳飲料
腹持ちと手軽さからおにぎり適量に豆乳飲料でタンパク質補給(無調整豆乳がよりグッド!)。
2) サンドイッチ(ハム・チーズ・レタス)+牛乳
野菜やタンパク質(チーズ)がとれるサンドイッチには牛乳でさらにバランスアップ!
(卵サンドはマヨネーズで和えてありあぶらが多いので要注意。)
3) 噛み応えのあるパン(くるみパン、ブランパン、フランスパンなど)+飲むヨーグルト(プレーン)
よく噛むことで満足感アップ!脂質の少ない飲むヨーグルトで乳酸菌も味方に。
(ブランパンや低糖質パンはカロリーが低く、食物繊維などもとれるためおススメです!)
ガッツリ食べたいので選びがちなあの組合せ 【昼食編】
さてこの組み合わせ、皆さんはどう思いますか?
“カップラーメンのお供にはやっぱりおにぎりがベストです。心もお腹も満たしています。”
麺もご飯も同じ炭水化物の仲間、組み合わせるとW(ダブル)炭水化物です。とり過ぎれば肥満のもとに・・・。
カップラーメンは麺を揚げてある場合が多く、単体で高カロリー・高脂質なことも、また悩ましいところ。
W炭水化物の解消には、具沢山の汁物、いくつかの食材が補えるミックスサラダなどで片方の炭水化物を置き換え、「主食とおかず」として組み立てなおしましょう。
さらにできれば、お弁当なども視野に入れ、カップラーメンの登場回数を少なくできるとイイですね。
<ミッション2>「主食+おかず」での組み合わせ3つのシミュレーション
1) おにぎり2個+豚しゃぶサラダ
おにぎり適量2個に野菜を補強。サラダなら野菜だけでなく豆腐や肉が入ったものを選ぶのがポイント!
2) お弁当+具沢山の豚汁またはミネストローネ
お弁当なら幕ノ内弁当のような和風弁当を。具沢山の汁物で野菜を補強!
3) カップラーメンにゆで卵をトッピング+ミックスサラダ(おくらともずくのねばねばサラダ、10種野菜のミックスサラダなど)
カップラーメンにはトッピングでタンパク質をプラス!あぶらや糖の吸収を抑える食物繊維の補給に海藻や数種類の野菜がミックスされたサラダが便利です!
家飲みのお供、コンビニでどう選ぶ? 【おつまみ編】
さてこの組み合わせ、皆さんはどう思いますか?
“コンビニおつまみと言えば、レジ横のからあげ&ポテトで決まりでしょ!”
コンビニで家飲みのお供におつまみやおかずを調達することも多いですね。
レジ横のホットスナックコーナーは、おつまみとして魅力的な商品が並んでいますが「揚げ物だけ」のオイリーな食卓にならないよう気を付けましょう。
メインディッシュの肉・魚1品に対して、野菜・海藻類から1~2品を組み合わせるイメージがポイントです。
ポテトサラダやサラダスパは糖質が多いので「サラダ」枠からは外しましょう。
<ミッション3>あぶらを減らせ、メインディッシュの組み合わせ3つのシミュレーション
1) ホッケの塩焼き又はサバの味噌煮+枝豆+海藻サラダ
カラダによいあぶらを含むお魚料理に食物繊維の組み合わせ。枝豆はビタミンや食物繊維がとれる頼れる味方。
2) 焼き鳥2本+野菜1日必要量の半分がとれる的な具沢山スープ
唐揚げやフライドチキンではなく、揚げていない焼き鳥をセレクト!具沢山スープでボリュームを補いましょう。
3) おでん(卵・つくね・がんもどき)+おでん(大根・しらたき)+野菜スティック
あぶらの少ないおでんはタンパク質を補う具材と野菜・こんにゃく系をセレクト。野菜スティックは噛み応えがあるので満足感もアップしますね!
まとめ
コンビニは、お弁当やお惣菜コーナーだけでなく、レトルト食品や冷凍食品も充実しています。
塩分やあぶら、添加物が多いなど、気になる点もありますが、塩分や糖質を抑えた野菜をたくさん使ったメニューも増え、進化しているのも事実!
健康面でもコンビニエンスに活用しましょう!