思い立った時に、すぐに取りかかれるのがウォーキングの良いところ!
ですが・・・少し気をつけたいこととして、「脱水」や「熱中症」があります。
歩くときの水分補給
水分補給で気を付けたい、2つのポイント
1.少しずつゆっくりと飲む
がぶ飲みすると、水分調節の役割を担う「腎臓」に一時的に大きな負担を掛けてしまいます。
また、吸収しきれずに汗や尿として排出されたり、むくみの原因になることも。
少しずつ、ゆっくりと飲むこと、日頃から意識していきましょう。
2.歩く前・歩いているとき・歩いた後に水分をとる
水分が失われる前に、こまめにとることがポイント!
当たり前のことでは??
と感じるかもしれませんが、歩いた後には飲んでいても「歩く前」や「歩いているとき」に飲んでいる方は少ないのではないでしょうか。
・歩いているときにも水分は失われていく
・軽度の脱水症では自覚症状がないケースもあり、ノドが渇くなどの症状が出てからでは手遅れとなる可能性もある
これらの理由から、「歩くときには、前・途中・後に水分補給すること」を習慣づけていきましょう。
最近はマイボトルを持っている方も多くなってきました。
小さめのものでよいので、いつでも補給できるように水筒やペットボトルなどを持ち歩くと良いですね。
水分補給におすすめなのは??
水分補給、なにを飲む?
いろいろな種類の水が売られている中、水分補給におすすめのものをご紹介します。
軽い運動なら「水」でOK!
激しい運動やたくさん汗をかいた時の水分補給は、ブドウ糖やナトリウムイオンを含むスポーツドリンクが適していますが、軽い運動であれば「水」で十分と覚えてください。
スポーツドリンクには、スティックシュガー11本分に相当する砂糖が入っているものもあります。
良かれと思い飲み続けていると、糖尿病などを誘発する恐れがあります。
スポーツドリンク飲む場合は、薄めて飲むなど調整することをおすすめします。
また、「水」だと味気なくて飲みづらい・・・という方は、緑茶、麦茶、無糖の紅茶などでも良いですね。
カフェインによる利尿効果を考慮して、ほどほどに補給していただければOKです!
水分補給目的のアルコールはNG!
運動後にはノド越しがいい「ビール」!!といきたいところですが、これはNGです。
アルコールには、尿量を増やして体の中にある水分を体外に排出するように働きかける作用があります。
そのため、飲んだ分よりも尿として排出される水分の方が多くなるという事態が起きてしまいます。
汗をかいて脱水状態になっているうえにお酒を飲むと、ますます脱水状態になり逆効果!要注意です!!
※医師や栄養士から指示がある場合は、その指示に従ってください。
※また、持病がある方や水分摂取を制限されている方は、水分補給等について必ず医師に相談してください。
さいごに、おまけ!!
歩いて熱中症予防 ~ウォーキングで汗をかく~
冷房のない頃は自然に暑さに慣れていったのですが、冷房がある環境が当たり前になった今は、夏の暑さに耐えられる体づくり(暑熱順化)を積極的に行った方が良いとのこと。
ズバリ!暑熱順化のポイントは自力で汗をかくこと。
ウォーキングの他に、半身浴やサウナで汗をかくこともプラスすると、より適応が早まりますよ。
ただし、暑さを我慢しすぎると熱中症の危険性もあるので、くれぐれも水分補給を忘れずに無理はしないように気を付けてくださいね。