運動のウソorホント?

運動・身体活動編

このページを印刷

top 運動・身体活動編

運動をするとき、せっかくなら効率よく体に良い運動がしたい!と思いますよね。
そこで、運動について、間違いやすいアレコレをウソorホントの2択で整理していきましょう。

ウソorホント?間違いやすい運動のアレコレ

汗の量が同じであれば、脂肪が燃えた量も同じ?

Q1:ジョギングとサウナ、かいた汗の量が同じなら燃えた脂肪も同じ

これ、ウソorホント??

1

正解は・・・【ウソ】

同量の汗をかいたとしても、運動しない時より、運動した時の方が脂肪燃焼量は多いです。
サウナの場合、たくさん汗をかいたという爽快感から脂肪も燃焼したように感じますが、減った体重のほとんどは水分
200g減ったとしても、その後200gの水分を摂れば体重も元通りです。

サウナもストレス解消にも繋がりますが、脂肪燃焼を目的とする場合は体を動かすことを心掛けましょう。

メタボ腹解消のために、腹筋運動が効率的?

Q2:腹筋運動を続けたら、お腹周りの脂肪が燃えてズボンがゆるくなる

これ、ウソorホント??

2

正解は・・・【ウソ】

メタボ腹解消のためには、脂肪燃焼量の多い有酸素運動が効率的です。
筋トレ(この場合は腹筋運動)は、筋肉量を増やしたり、筋力をアップさせることがメインの運動。
脂肪が全く燃えない訳ではありませんが、有酸素運動ほどの効果は期待できません

とはいえ、筋肉量が多い方が基礎代謝も上がり、有酸素運動時の脂肪燃焼量が多くなります
腹筋をつけると腰痛予防にもなるので、筋トレを習慣化するのもおすすめです。
また、有酸素運動をすれば数日で劇的に脂肪が減る、ということではないので、気長に続けていきましょう。

運動前と後、推奨されるストレッチが違う?

Q3:ウォーキング前は、じんわり伸ばすより反動や弾みをつけたストレッチがよい

これ、ウソorホント??

3

正解は・・・【ホント】

ストレッチには動的と静的、大きく2種類あります。
一つは、運動前のウォームアップ向きの「動的ストレッチ」
反動をつけながら関節を多方向に動かし、関節近くの筋肉を伸ばして可動域を広げます。
筋肉の温度と柔軟性がUPし、刺激を与えることで運動をする準備モードに入ります。
(※初めから激しく反動をつけると、筋肉を傷める可能性もあるため、伸ばし始めは加減しながら行いましょう)

もう一つは、運動後のクールダウン向きの「静的ストレッチ」
反動をつけずに筋肉をゆっくり伸ばしていき、伸ばした状態を維持します。
筋肉に蓄積した老廃物を排出して疲労回復をはかり、筋肉の緊張をほぐす効果があります。

まとめ

いかがでしたか?
良かれと思って行っていたことが、実は自分が期待する目的と異なっていた、なんてこともあったのではないでしょうか。
効率よく運動するためにも、まずはその効果に注目してみましょう。
目的に合った運動を、上手に使い分けてみてください。

このページを印刷

タイトルとURLをコピーしました