仕事中にうとうと…強い眠気に襲われることはありませんか?
休日なら昼寝などで対処できますが、勤務中の眠気との格闘は本当に辛いですよね。
睡魔との闘いは辛いだけではなく、注意力や作業能率を低下させて、思わぬ事故やヒューマンエラーの危険性も高めてしまいます。
また、自分では眠気による作業能率の低下に気づかないでいることもあるそうです。
睡眠時間、足りていますか??
「睡眠」について、まずは下記の項目に当てはまるものがあるか、Checkしていきましょう!
□ 日中、眠気に襲われることがある
□ 睡眠時間が足りていないと思う
□ 休日に「寝だめ」をすることがある
□ 午後の眠気は気合いで乗り切る
□ 床についてもなかなか寝付けない
□ 眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られない
1つでもチェックがついた方は…
疲労回復や作業能率の観点から、睡眠について改善の余地があります。
ちなみに、睡眠不足を補おうと「寝だめ」をしても、睡眠不足に伴う作業能率の回復には不十分です。
ご自身の生活スタイルに合わせて、毎日、十分な睡眠時間の確保に努めることがとても大切です。
何に気をつけたらよい?快適睡眠のススメ
良い睡眠を得るためのポイント、5つご紹介します。
良い睡眠を得る&日中眠くならないためのポイント
1.適度に運動する
入眠を促すほか、途中で起きてしまうことを減らすことに繋がります。
ただし、激しい運動はかえって睡眠を妨げるので軽めの運動がおススメ。
帰宅時に軽くウォーキングするなど、いかがでしょうか。
2.朝食を食べる
昨今、睡眠には、とりわけ朝食の重要性が取り上げられています。
朝食を抜くと、寝つきが悪い、途中で目が覚める、早い時間に起きる、不眠等を訴える割合が多く、睡眠が安定しない傾向があります。
朝食を食べる習慣がない方は、ヨーグルト1個、バナナ1本など、少しでも口にすることから始めてみましょう。
3.寝酒はNG!
お酒を飲むと寝つきが良くなることはありますが、途中で目覚めることが多く、かえって睡眠の質が悪くなります。
朝、気持ちよく目覚めるためにも、寝酒は控えましょう。
4.寝る前の喫煙やカフェインを避ける
たばこに含まれるニコチンは、寝つきを悪くするだけでなく、睡眠の質を悪化させます。
また、寝る前3~4時間以内にカフェインをとると、その覚醒作用により寝つきが悪くなり、睡眠を浅くします。
喫煙や夕食後のカフェインは、できるだけ控えた方が良いですね。
5.昼寝を取り入れる
休憩時間に昼寝をとる時間が作れる方は、30分以内の短い仮眠がおススメ。
コーヒーなどカフェイン入りの飲み物を飲んでから寝ると、起きたい頃に覚醒効果によって目覚めやすくなります。
完全に寝転がるよりも、椅子にもたれた状態など、目覚めやすい体制で寝ると尚良し。
午後の眠気は、短い昼寝でやり過ごしましょう。
交代勤務の方は、夜勤の日の過ごし方がポイント
交代勤務の場合、生活のリズムや体温などを調節する体内時計に反して生活しているため、疲れや眠気を減らす工夫が必要です。
1.夜勤の前、日中に2時間ほど仮眠を取る
体内のリズムの影響で眠気が強くなる午後2時から4時頃に、2時間程度、仮眠を取るのがおススメです。
2.夜勤明けは帰宅してすぐ寝る!
帰宅時はサングラスをするなどして、光をできるだけ遮断!
帰宅してカーテンなどを閉め、暗くした部屋で10時から12時頃まで一度寝る。
午後2時頃から、30分~1時間ほど寝る。
交代勤務だとどうしても疲れがたまりやすく、眠気に襲われがちになります。
眠気対策として、できることから実行してみてください。
まとめ
気持ち良く目覚めた日は、なんだか気分も晴れて前向きになりますよね。
何となく寝ている人も多いと思いますが、晴れやかに過ごせる日が多くなるよう、一度睡眠と向き合ってみてはいかがでしょうか。