靴選びの心得☆

運動・身体活動編

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運動・身体活動編
先日、父がウォーキングシューズを買ってきたので、どんな風に選んできたか聞いてみたところ…
1.最近履いていたサイズと同じサイズの靴を選ぶ
2.つま先を『トントン』やって試着
3.座ったまま履き心地を確認
(そして購入。。。)
父にはやんわり伝えましたが、実はすべて問題ありのダメな選び方(*_*)
案の定、数日経ってから何か違和感がある…との話を聞かされました。
買ったときは良かったのに長く歩くと痛みが出る、いまひとつ何に気を付けて選べばよいのか分からない、高い靴なら大丈夫だろう等々、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
本コラムでは、靴選びの心得をご紹介していきます☆
お子様を含め、ご家族にも適用できるので、是非ご確認ください!!
靴選びの心得.png
まずは…
■自分の足の特徴を把握しよう!!
●足のむくむ時間帯を知る
病気でない一過性の場合、足がむくむ原因は、重力の関係で下方に水分が貯まりやすいことと、心臓から遠いことで血行が悪くなること。
長時間の立ち仕事やデスクワーク等、同じ姿勢を続けることで起こりやすくなります。
ですが…
→必ずしも夕方に足がむくむわけではない。
→一般的には夕方にむくむ方が多いのですが、朝が最大だったり、一日中あまり変わらないタイプも全体の40%もいるのです!
●できれば足のサイズを計ってみよう
→左右差がある場合もあるので計ることがオススメです。
◇シューフィッター※にお願いしてみよう!
→シューフィッターとは一人一人の足に合った最適の靴を選んでくれる足と靴の専門家のことで、靴の専門店やデパートなどにいることが多いです。
簡単な足の計測、足の左右差、合いやすい靴のタイプなどを無料で答えてくれますよ。
そして…
■靴を選ぶ
●「同じサイズ表記ならどれを選んでも同じ」ではない
→靴はメーカーやデザイン、木型などによって大きさは異なります。
私も試着時に、a○idasとN○keとで幅の広さが全く違っていた経験があります。
●「最も移動する時間帯」に選ぶのがベター
→靴を履いて歩いている時間が一番足への負担が大きくなるため、その時間帯の足にフィットした靴を選ぶと良いでしょう。
最後に…
■試し履きのポイント
●履く時はかかとトントンで!
→かかとにフィットさせて履きましょう。
日本人には古くから鼻緒がある履物を履いてきた名残で、つま先をトントンして履くクセがあるようです。
●フィット感をチェック!!
・必ず両足を履く
・指先が当たらないか(10mm程度の余裕が必要)
・幅が合っているか
・かかとと靴のカーブが合っているか
・土踏まずがフィットしているか
●必ず歩く
→歩くと足は少し前にずれるので、つま先が靴にあたっていないか等、歩いて確認!!
→片足で立つ、しゃがむ等、条件を変えてみるのもオススメです。
*****

靴の良し悪しは日常生活に大きな影響を及ぼします。
きちんと選んでしっかり歩いて靴ライフを楽しみましょう☆
また、厚労省では、1年間継続すると1.5-2.0kg減の効果が期待できるとして「+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう」を掲げています。
最近は、『ビジネスシューズタイプ』のウォーキングシューズもいろいろな種類があるので、自分に合った靴を履いて、今より10分多く歩くよう心掛けてみてはいかがですか?

『参考情報』
シューフィッター:
「足と靴と健康協議会」が養成、認定している足を靴に正しく合わせる技術者のこと。
シューフィッター検索:こちらをクリック

 

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