水分補給だけじゃない!?熱中症対策あれこれ

その他生活習慣編

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その他
さて、クイズです。
警備業の熱中症による死傷者数は、農業や林業より多い?少ない?
正解は、【多い】です!
その数は、建設業、製造業、運送業に次いで多く、日ごろの業務や生活のなかでも対策を講じる必要があります(>_<) ◎熱中症対策のポイント
☆水分、塩分の補給
☆身体を冷ます

そのために実行して欲しい行動指針は次の4つ!
①起床後はしっかりと食べる
起床時は寝ている間にかいた汗等で軽い脱水になっており、水分だけでなく塩分も失われている状態です。
食事をすると、水分だけでなく塩分も補給することが出来ます。
勤務形態に関わらず、勤務前の食事はしっかり食べるようにして下さい(^^)v
②休憩時間は涼しく過ごす
機械警備の際に着用するような熱がこもりやすい服装で業務が続いた場合の休憩時間は、洋服の前見頃を開き、通気を良くして身体を冷やしましょう。
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③仕事終わりはゆっくりと
真夏や梅雨どきなどは、その日のうちに体温を下げることが大切です。
また、暑かったから帰りにビールを一杯…といきたい季節ですが、アルコールを過剰摂取すると、体内で脱水症状が起こってしまいます。
勤務後は激しい運動や過度のアルコールの摂取は控え、ゆっくり過ごしましょう。
④しっかり睡眠
睡眠不足だと、自律神経が乱れ、体内温度の調節が出来なくなることもあるとのこと。
体調不良の原因にもなるので、真夏や身体が暑さに慣れていない梅雨どきは、8時間を目標に睡眠をとるように心掛けて下さい。
睡眠不足かな?と思う時は、休憩時間に昼寝をすることもオススメです☆
次の症状が出たらすぐに対処を!!
◎熱中症の分類 (熱中症ガイドライン2015より)
【Ⅰ度】
めまいやたちくらみを自覚する・筋肉痛やこむら返り(脚がつる)がある・拭いても拭いても汗がどんどん出てくる
【Ⅱ度】
頭痛・悪心(吐き気)・嘔吐を認める・つかれやだるさといった全身倦怠感を自覚
【Ⅲ度】
意識障害を認める・けいれんが起こる・体温が高くなる
熱中症の約60%がⅠ度と言われています。
Ⅰ度のような症状になった場合は急いで次の対処法をして下さい。
◇涼しく、風通しの良い場所に移る
◇安静にして身体を冷ます
◇水分、塩分、糖分を補給する

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熱中症は炎天下の熱い環境下だけで起こるものではありません。
涼しい環境で仕事をしている方でも、室内外の気温差が大きいと、身体が適応できずに熱中症になることがあります。
睡眠不足や体調不良だったり、食事や水分の摂取が少ないとそのリスクは上がるので気を付けて下さいね。
命を落とす危険のある熱中症。
しっかり対策をして、自分の身も守りましょう(^o^)丿

 

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