カフェインはどれくらいとってもいいの?

食事編

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食事編
少し前に20代日本人男性がカフェイン中毒により亡くなったことはご存知ですか?
「カフェイン中毒死」という判定が下されること自体に驚いたのですが、それと同時に、安全な量がどれほどなのかが気になりました(・_・?)
今回は、カフェインについて整理していきたいと思います(^。^)
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◆カフェインのメリットとデメリット
メリット
・リフレッシュ効果
・眠気防止
・けんたい感の軽減
利尿作用があるのでむくみの軽減につながるとも言われています。
デメリット
・不眠
・カルシウムの体外への排出率が高くなる
カフェインに弱い人は少量でもめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、下痢や吐き気などをもたらすことがあります。
カルシウムの摂取量の少ない人や妊婦、投薬中の人も注意が必要です。
◆カフェインは一日にどれくらいとってもいい?
日本の最大摂取量は示されていないので、カナダ保健省の数値を参考にすると、健康な人の1日当たりの悪影響のない最大摂取量は、400mgとのこと。
これはコーヒーでいうと健康な人なら1日4杯(150ml/杯)程度にあたります。
代表的な飲み物に含まれるカフェインの量を具体的に見てみましょう→
◆飲み物に含まるカフェイン量
※コップ一杯(150ml)の飲料に含まれるカフェイン含有量のおおよその目安
※一般的な方法で浸出した数値です(コーラ以外)
ドリップコーヒー90mg
インスタントコーヒー86mg
紅茶45mg…500mlのペットボトルで換算すると150mg
緑茶30mg…500mlのペットボトルで換算すると100mg
ウーロン茶30mg
コーラ15mg…1缶350mlで換算すると35mg

その他に一般的な板チョコ1枚(50g)にも15mgほどのカフェインが含まれています。
市販の栄養ドリンク、鎮痛薬やかぜ薬などの医薬品にも含まれていることがあります。
色々な飲み物を飲む場合、合計で最大摂取量の400mgを超えないように注意して下さいね(^^)
尚、ペットボトル等の市販品に含まれるカフェイン含有量は、メーカーによってそれぞれ異なる場合があるため、表示内容は目安として捉えてください。
ここでカフェイン入り飲料の代表格である「コーヒー」についても少し触れておきたいと思います☆
◆コーヒーに期待できる効果
国立がん研究センターは2015年5月、「コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低い」と発表しました。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸やカフェインが次の良い働きをしているようです。
・食後の血糖値の上昇を抑制する作用
・血圧を調整する効果
・抗炎症作用
・血管内の機能を改善する効果
・気管支拡張作用、等
…ということで、カフェインの量を考えて1日4杯程度までを守れば良い効果が狙えそうですね♪
余談ですが、カロリーを取り過ぎないためにも砂糖やコーヒークリームは控えめにしてくださいね(^^)

 

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