熱中症予防に水分を!

その他生活習慣編

このページを印刷

その他
最近「熱中症に注意!」という言葉を聞くようになりましたね。
みなさんこまめな水分補給していますか?(^^)
◆水分補給足りていますか?
人間の体は約60%(成人男性の場合)が水分で作られていて、その5%を失うと熱中症などの症状が現れるとされています。
また水分不足は、脳梗塞や心筋梗塞発症の大きなリスク要因の一つになっています。
熱中症予防や健康にとって重要な水分。
1日にどのくらい飲めばいいのでしょうか。
summer.png
◎1日に少なくとも1.2リットルを
普通に生活しているだけでも、尿や汗で1日に約2.5リットルの水分が失われています。
それに対して食事などから得られる水分が約1.3リットルなので、平常時でも少なくとも1.2リットルを飲むことが大切!
気温が高い日や運動する際には、さらに多くの水分が必要です。
◎水分補給のおススメのタイミング
・寝る前、起床後
・運動の前後・途中
・入浴の前後

「のどが渇いた」と感じる時にはすでに脱水が始まっている証拠。
渇きを感じる前に、こまめに水を飲みましょう。
入浴中や就寝中にもたくさん汗をかくので、日中の水分補給と共に、「寝る前の一杯」と「朝起きた時の一杯」を習慣づけることをおススメします。
枕元に水の入ったペットボトルを置いておくといいですよ(^^)
冷たい水より常温のものや白湯などが胃に優しくておススメです。
また、既出のコラム「歩く時の水分補給」(最下部参照)もご参考下さい。
つづいて熱中症こんなときは特に危険(>_< )→
◆こんなときは特に注意!
熱中症は脱水と体温上昇によって体温の調節機能のバランスが崩れたときに起こります。
こんなときには注意してください。
・気温と湿度が高く風が弱いとき
湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、体に熱がこもりやすくなります。
環境省の熱中症予防情報サイト(最下部参照)では、気温だけでなく湿度と輻射熱(ふくしゃねつ)の3つを取り入れた暑さ指数(WBGT)も公表しているので、熱中症の危険度を判断する参考にしてみてはいかがでしょうか。
※輻射熱…太陽に温められた地面や建物から出る熱など、物体が熱を電磁波として放出する熱のこと
・体が暑さに慣れていないとき
初めて高温多湿な場所で作業をする日なども注意が必要です。
けれど暑さに慣れた体でもその環境から離れると4日後くらいから元に戻り始めるとされているので、長期の休み明けも注意してくださいね。
・体調不良のとき
風邪気味で熱がある時や下痢で脱水状態の時は特に危険です。
日頃から寝不足や朝食抜きをせず体調を万全に整えましょう。
・お酒を飲んだとき
アルコールは、利尿作用があることに加え、分解に大量の水分が必要になります。
飲酒時には水やお茶などのノンアルコール飲料を挟みながら飲むといいですよ。
翌朝は、普段よりも脱水状態になっているのでご注意を。
乳幼児・高齢者・運動不足の人・肥満の人は、汗をかく機能が未発達であったり低下していたりするので、体に熱がこもりやすくなっています。
周りにそのような人がいる時は気にかけてあげてくださいね(^^)
しっかり体を休めてこまめな水分補給を行い、暑さに打ち勝ちましょう!

『参考サイト』
※閲覧制限のある端末からは閲覧できない可能性があります
環境省の熱中症予防情報サイト

 

このページを印刷

タイトルとURLをコピーしました