水中運動の消費カロリー

運動・身体活動編

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運動・身体活動編
今回は既出の「水中運動のススメ」ではお伝えできなかった消費カロリーについてお届けします。
●水中運動の消費カロリー
体重70kgの方が30分実施した時の消費カロリーを算出(すべて5kcal単位に調整)。
*安静時の消費カロリーを除いて表示
*運動時間は加算式で実施した場合もほぼ同じ
*運動強度は厚労省の「健康づくりのための身体活動基準2013」を参考
*数字の単位は全てkcal
・水中歩行(激しすぎずゆるすぎない中等度)…130
・水泳(ゆっくりとした背泳) …140
・アクアビクス …160
・水泳(ゆっくりとした平泳ぎ) …160
・水泳(ふつうの速さ(46m/分未満)のクロール) …270
・水泳(速い速さ(69m/分)のクロール) …330

ちなみに陸上では
・やや速歩(平地、93m/分)…120
・かなり速歩(平地、107m/分)…150
・かるいジョギング…185
・エアロビクス…230
消費カロリーの観点からは水中でも陸上でも大差ないように見えます。
また、手軽さでは陸上での運動に軍配が上がるので、むしろ陸上での運動に目がいってしまいそう…
ですが、水中運動には水中運動でしか得られないメリットが♪
●水中運動のメリット
◎腹部にかかる水圧による腹式呼吸の促進
 →水中では陸上よりも数cmも細くなるほどの水圧がかかる
◎むくみ軽減・冷え性の改善
 →水圧により血液を心臓に戻そうとする力が働き血流の流れがスムーズに
◎(日常使いにくい筋肉を含め)鍛えたい部位を鍛えることが可能
 →水中では全ての動きにどの向きにも抵抗が生じる
◎負荷を変えることが簡単
 →水中での動作スピードを調整するだけ
◎陸上よりエネルギーが消費されやすい
 →水中では陸上より体熱が奪われやすく体温維持のためにエネルギー代謝が盛んに
◎肥満や疾患がある方にもおすすめ
 →浮力により関節への負担が軽くなる
◎リラクセーション効果
 →全身を浮力に任せて浮いてみましょう
メリットが沢山☆
水中運動も運動の選択肢の1つに入れてみて下さいね♪
(水中といえどもしっかり汗をかくので、補給用の水分の常備を忘れずに~☆)
pool.png
そして、プール後にアイスを食べている人をよく見かけます (*^。^*)
そこで、アイスのカロリーを調べてみました。
●某アイスメーカーのアイスのカロリー
*数字の単位は全てkcal
A社
・木苺のチーズケーキ 169
・ワッフルコーン(チョコ&生チョコ) 172
・ワッフルコーン(バニラ) 193
B社
・ストロベリー 236
・バニラ 244
・クッキー&クリーム 247
水中運動で消費した分を生かしたい場合は…アイスは控えた方が良さそうですね(>_<) 逆に、アイスを食べる分、水中運動でカロリーを消費する!!という考え方もありだと思います(^。^) 最後に… ●健康づくりための消費カロリーの目安 厚労省では「身体活動による週あたり2000kcal以上の消費が、冠動脈疾患、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病の予防に効果がある」と示しています。
1日あたりに換算すると300kcal弱(歩数換算で約1万歩に相当)です。
水中、陸上に関わらず、消費カロリーを意識して体を動かすように心掛けていきましょう!!

 

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