塩分が少ないのはどっち!?
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2017.05.08
「塩分のとり過ぎ」は、血圧だけでなく、ダイエットにも影響を及ぼすことをご存知ですか?
むくみを引き起こして代謝を下げたり、食欲を増進させて食べ過ぎを招いたりと、太りやすい状況を作り出してしまうのです。
今回は、普段よく食べるメニューにスポットを当てて、塩分が少ないのはどちらなのかを見ていきます!
塩分が少ないのはどっち!?
・・・とその前に、おおよその塩分量をイメージしてみてください。
【塩分量】
・塩を親指と人差し指でひとつまみ =
約0.3g
・しょう油差しで小皿に半円を描く =
約1g
では早速、詳しく見てみましょう!
そば vs うどん
麺のみで比較
・そば(十割):0.0g
・うどん:0.8g
麺とつゆの合計で比較
・かけそば(十割そばを使用):5.0g
・かけうどん:5.9g
塩分一本勝負は、「うどん」の勝ち!!
麵のみだと、そば(十割)は0gですが、うどんはコシを出す目的などで「親指と人差し指でひとつまみ約3回分」の塩を加えているためゼロではありません。
麺とつゆの合計で比べても、かけうどんの塩分が高い結果に!!
ちなみに、つなぎに小麦粉を使うそば(麺のみ)の場合は0.3g程で、こちらもうどんより少ない塩分です。
注目ポイント!
注意したいのは、どちらもつゆを全て飲み干してしまうと、あっという間に塩分が高くなること。
一般的に塩分量が多いのはうどんですが、最近では食塩ゼロのものもあるので、うどんが好きな方は試してみるのもいいですね。
カレーライス vs 牛丼
・カレーライス(ルーを使用):3.2g
・牛丼(並盛):2.7g
塩分一本勝負は、「カレー」の勝ち!!
実は、カレーのルーは塩をたくさん使っているため、塩分が高くなります(カレー粉自体の塩分はほぼゼロ)。
牛丼の塩分もそれなりに高めですが、砂糖やみりんを多く使ってうまみを出しているため、カレーと比べるとやや少ないのかもしれません。
注目ポイント!
どちらも人気メニューですが、カロリーを考えるとどちらも高め・・・。
塩分とカロリーの両面から、食べる頻度が多くならないように注意したいですね。
しょうゆラーメン vs チャーハン
・しょうゆラーメン:6.4g
・チャーハン:4.4g
塩分一本勝負は、「しょうゆラーメン」の勝ち!!
ラーメンはうどん同様、麺にも塩が使われ、スープにも醤油や塩が加わります。
塩分量はチャーハンよりも高い結果となりました。
とはいえ、たまにはラーメンも食べたい!
スープも飲み干したい!という時もありますよね!?
注目ポイント!
そんな時には・・・
・ラーメンに野菜をたっぷりトッピング → 満足感を得る!
・ラーメンを食べた日は味噌汁などの汁ものは控える → 他の食事で調整!
などで、上手くコントロールしてみてください。