勤務形態によって摂取が難しい方もいるとは思いますが、朝食を食べない日本人は脳出血リスクが高いという研究データもあり朝食は大切です!!
今回は管理栄養士・栄養士176名に行ったアンケート※から、朝食のポイントについてお届けします。
Q：朝だからこそ意識をしてとった方がよい栄養素は？（複数回答可）
第1位 炭水化物 (150人)
含まれる糖質は、人間の活動にとって重要なエネルギー源。
中でもブドウ糖は脳が働くための栄養源なので不足すると頭がぼーっとすることも。
減量中の人も、朝食ではご飯やパンなどの炭水化物を減らし過ぎないことが重要です。
第2位 ビタミン類 (107人)
ビタミンには様々な種類がありますが、汗などで排出されるため、こまめにとることが特に重要なのが水溶性ビタミン。
その代表格であるビタミンCは、免疫力アップ、鉄分の吸収率アップの他、コラーゲンの合成にも重要です。
イチゴや柿、キウイなどの果物や、ブロッコリーや赤ピーマンなどの野菜に多く含まれます☆
第3位 タンパク質 (99人)
血液や筋肉、骨などをつくる重要な栄養素で不足すると疲れやすくなり、免疫力が下がりがちに…。
高タンパクな朝食をとることで1日の食欲を抑えられるという減量中の人に朗報な研究結果もあります。
手軽な牛乳やチーズ、豆腐や納豆などでしっかり補給しましょう。
Q：ご飯やパンなどの主食以外で、朝食時に心掛けて食べているものは？（複数回答可）
第1位 ヨーグルト (63人)
含まれる栄養はタンパク質をはじめ多岐に渡りますが、不足しがちなカルシウムも多いです。
低脂肪のヨーグルトに果物やドライフルーツを混ぜると栄養面のバランスもGOOD!
第2位 野菜 (56人)
ビタミンやミネラルが豊富で朝からしっかりとりたい食材で、味噌汁やスープに入れると食べやすく、体を温める効果も期待できます。
野菜の摂取を野菜ジュースで代用する時は、果物とのミックスではなく野菜100%のものがおすすめ。
メーカーによって表現が異なりますが、表示欄の品名(名称)が「野菜ミックスジュース」、「野菜・果実ミックスジュース」、「果実・野菜ミックスジュース」の順に野菜の量が少なくなります。
第3位 果物 (51人)
含まれる果糖は消化吸収が早く即効性のあるエネルギー源。
そのため昼間の勤務であればエネルギーを必要としない夜よりも、すぐ動き出す朝にとるのがおすすめ。
忙しい朝にはイチゴやバナナなど包丁要らずの果物が良いですね。
管理栄養士・栄養士さんがおすすめする朝食!
前日にある程度準備して、少しでも食べるようにして下さいね♪
※「朝ごはん」に関するアンケート
【調査概要】調査手法：インターネットリサーチ、調査実施機関：食プロリサーチ
