ごっそり落とす!浮き輪肉撃退エクササイズ!

運動・身体活動編

このページを印刷

top 運動・身体活動編

年を重ねるごとに、いろいろなところにつきやすく落ちにくくなる余計な脂肪。
お腹の前面だけでなく、脇腹や腰回りにつくとまるで「浮き輪」のような状態になってしまいます。
今回はやっかいなお腹まわりの脂肪、その名も「浮き輪肉」を減らすエクササイズをご紹介いたします!

気になるお腹まわりの「浮き輪肉」を撃退!

お腹まわりの「浮き輪肉」をためこんでしまう「生活習慣」とは?

そもそもお腹まわりは、大切な内臓を守るために脂肪がつきやすい場所。
食事や運動など普段の生活習慣が大きく影響しています。

01

例えば以下の3点、要注意です

1.食生活の乱れ(炭水化物、アブラのとりすぎ)

ご飯やパン、麺類など主食に偏った食事や、フライや唐揚げなどの揚げ物、こってり中華や洋食メニューを選ぶ頻度が多いなど、炭水化物やアブラをとりすぎていると、余計な脂肪がため込まれる原因に。

2.運動不足

日常生活でよく動かす手足に比べると、お腹まわりは動きが少ないため脂肪がつきやすい場所。
また、運動習慣がないと年齢と共に筋肉が減り、基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー)が落ちることで、若い頃よりもお腹まわりの脂肪がつきやすくなります。

3.姿勢

猫背などの悪い姿勢が続くと、腹筋が弱くなり内臓が下がることでぽっこりお腹が目立つようになってしまいます。

 

見た目だけじゃない!「浮き輪肉」を解消するメリットとは?

実はお腹まわりの余計な脂肪、見た目だけではなく私たちの健康にも大きな影響を及ぼしています。
浮き輪肉解消の3つのメリット、確認してみましょう。

その1 姿勢の改善でカラダのバランスをリセット!

お腹まわりにお肉がつくと、お腹がせり出して反り腰の姿勢になりがち。
浮き輪肉を減らすことで、見た目がすっきりするだけでなく、姿勢の改善につながります。

その2 カラダにやさしく、腰痛・膝痛予防

反り腰が改善されれば、腰痛予防に。
また、浮き輪肉を減らすことで膝や足首への負担も減らすことができます。

その3 内臓脂肪をなくして生活習慣病予防

お腹の前側、特に内臓の回りについた内臓脂肪は、高血圧や糖尿病など生活習慣病の原因に。
有酸素運動や筋トレによって、内臓脂肪を減らすことは生活習慣病予防や改善への第一歩です。

02

実践!浮き輪肉撃退エクササイズ!

浮き輪肉を減らすには、お腹を構成している様々な筋肉を鍛えることが必要。
今回は、初心者でも比較的取り組みやすい筋トレを3つご紹介いたします!

お腹の前側(腹直筋)を鍛える「クランチ」

大きな筋肉を鍛えることで基礎代謝がアップし、引き締め効果だけでなく、太りにくい体を作ることにつながります。

exe01

1)あお向けに寝た状態で両膝を90度に曲げる
2)両手を太ももに添えて、息を吐きながらゆっくりと(4~5秒かけて)上体を起こす
*可能なら両手が膝に届くように、また肩甲骨が床から離れるぐらいまで起き上がる
3)息を吸いながらゆっくりと元に戻る
3~5セットを目安に行いましょう。

お腹のインナーマッスル(腹横筋)を鍛える「プランク」

お腹の筋肉の中でも最深部に位置し、内臓を支えるコルセットのような役割を持つ。
内臓を正しい位置に戻し、ぽっこりお腹の解消につながります。

exe02

1)うつ伏せに寝た状態で、肘を肩の真下(肩より拳一つ分外側でも可)に置き、肘の角度が90度になるようにする
2)腰と膝を浮かせて、頭からかかとまで一直線になるようにする
(腹筋に力を入れ、お尻が浮いたり沈んだりしないようキープ)
3)20~30秒キープする(体勢を保つのが辛い場合は膝をついても可)
間に10~20秒の休憩をはさみ、3セットを目安に行いましょう。

脇腹(腹斜筋)を鍛える「サイドクランチ」

お腹の横側にあり、腹筋全体を支えている筋肉。
腹斜筋を鍛えることで、脇腹を引き締める効果が期待できます。

exe03

1)床に横向きになり、膝と股関節を曲げる
2)上側の手は頭に添えて、下の手は床につけて体を支える
3)息を吐きながらゆっくり上半身を起こす(脇腹の筋肉を縮めるように意識しながら)
4)2秒ほどキープしたら、息を吸いながら元に戻す
5)10回行ったら反対側も同様に行う
まずは左右1セット、慣れてきたら3セットを目安に行いましょう。

03

浮き輪肉を減らすには、筋トレだけでなく、ウォーキング、水泳などの有酸素運動を合わせて行うとより効果的
筋トレ後に有酸素運動を行えば、脂肪燃焼効果が高まると言われています。

 

※筋トレを行う際の注意点
1.痛みがある時は行わない
2.血圧が上がるため呼吸を止めない
3.どこの筋肉を使っているか意識し、正しいフォームで行う

まとめ

筋トレは、正しいフォームで行い、習慣にできれば必ず効果が実感できる運動!
炭水化物やアブラのとり方に気を付けるなど、食事の改善とセットで取り組むこともポイントです。
今日から早速チャレンジしてみましょう!

このページを印刷

タイトルとURLをコピーしました