運動をする、その前の運動!ウォーミングアップで楽しく安全に行こう♪

運動・身体活動編

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運動・身体活動編

運動前にはウォーミングアップを!
秋は何をするのにも心地のいい季節ですね。
気持ちのいい気候に誘われ、たまには運動を、と思ってからだを動かしてみたはいいけれど、「上手くからだが動かない」、「膝や関節を痛めてしまった」などという経験はないですか?
わたしの周りで最近、こんなことがありました。
もともと陸上競技の選手だった友人Aさん、近頃はほとんど運動をしていなかったのですが、思い立って急にランニングを始めたところ・・・。
走り出した直後、太ももをブチっ・・・、なんと肉離れになってしまったのです。
Aさんの肉離れの原因は事前に「ウォーミングアップ」をきちんと行わなかったこと。
せっかくからだを動かしても気持ちイイどころか怪我をしてしまう、なんてことになっては本末転倒ですね。
そんな事故を防ぐためにも「運動をする前の運動=ウォーミングアップ」が大切です!
経験などの過信は禁物。備えあれば憂いなしです!
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ウォーミングアップをする3つの目的!
1.からだを温める
ウォーミングアップの目的は「ウォーミング」=「温める」なので、体を温めるのが目的です。ウォーミングアップは、気温が低くて身体が温まっていないほどゆっくり念入りに行う必要がありますが、だいだい目安で10~15分程度です。
2.運動の効率アップ
全身の筋肉や関節などがほぐれると、身体が動かせる範囲(可動域)が広がります。手足もスムーズに動かしやすくなるため、大きく動くことができ、しっかり身体が使えるので、その後に行う運動の効率もアップします。
3.怪我の防止
「普段動かしていないところを動かす」、「いきなり全力で動かす」これらは怪我のもととなり危険です。からだが温まる前に筋肉を伸び縮みさせると、筋肉の繊維を傷つけてしまうリスクがありますね。
ストレッチなどを行う場合は、ウォーミングアップ後の身体が温まった後に行いましょう。
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お勧めのウォーミングアップ方法
じわーっと汗がにじんできたら、からだが温まってきた証拠。
時間や内容は自分のペースで行ってみてくださいね。

●運動の前にも定番です!ラジオ体操
ラジオ体操は、軽快なリズムにのりながら全身の筋肉や関節を動かし、可動域を広げ、血流をよくしてからだを温めることができます。 テレビやラジオ、スマートフォンなどでの配信もあるので、いつでも自分のペースで気軽に行うことができますよ。
●時間がないとき!全身を使ってスキップまたはその場でジャンプ
ラジオ体操まで行う時間がないという方は、スキップやジャンプなど短い時間でできる運動はどうでしょう?スキップやジャンプなど、全身が小刻みに揺れることで血流がよくなり、短い時間でも効率よくからだを温めることができます。
●からだにやさしく♪ゆっくり歩きはじめてから早歩きに
ゆっくり歩くところから始めて、少しずつ早歩きにつなげます。スローペースからスピードを上げていくことで、心拍数を徐々に上げて、適度に身体を温めることができるのです。
ウォーミングアップの効果で、安全に気持ちよくからだを動かせば、運動後の食事もおいしく、食欲の秋も満喫?しちゃいそうですね。

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