ニコチン依存度チェック

たばこ編生活習慣編

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たばこ編

((たばこを吸わない方も是非ご一読を!!))
たばこを吸っている人のうち、4割近くは「やめたい」と思っているということですが、たばこに含まれるニコチンに依存してしまって、自分の意志だけではやめたくてもやめられないケースが多いとのこと。
そこで…
《ニコチン依存度チェック!!》
たばこを吸わない方は、周りで吸っている方を思い浮かべてチェックしてみてくださいね。
全部で10問!!
「はい」の数がいくつになるかを確認してみましょう(^。^)

***********************
□自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまうことがある
□禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがある
□禁煙したり本数を減らそうとしたときに、たばこがほしくてほしくてたまらなくなることがある
□禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがある
→イライラ、眠気、神経質、胃のむかつき、落ち着かない、脈が遅い、集中しにくい、手のふるえ、ゆううつ、食欲または体重増加、頭痛
□(直前の質問)の症状を消すために、またたばこを吸い始めることがある
□重い病気にかかったときに、たばこはよくないとわかっているのに吸うことがある
□たばこのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがある
□たばこのために自分に精神的問題※が起きていると分かっていても、吸うことがある
※禁煙や本数を減らした時に出現する禁断症状ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態
□自分はたばこに依存していると感じることがある
□たばこが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かある
***********************

⇒いかがでしたでしょうか。
 5つ以上でニコチン依存症と判定されます。
 ※最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。

さて、「ニコチン依存症」のこと、正しく理解してますか??

《ニコチン依存症!?》
ニコチン依存症とは、たばこを吸う行為が嗜好や習慣ではなく、ニコチンに依存している状態のことで、自分の意志で禁煙をする事が難しくなった精神疾患との位置づけのものです。
「繰り返し治療が必要な慢性の病気」と捉えていただくと良いですね。
4割近くが「やめたい」と思っているのにやめられないのは…
意志の弱さではなく「依存症という病気」だから、ということを本人も周りの人も改めて理解することが大切です。
10-1.背伸び.png

次の3つの方法を参考に、吸いたい気持ちをコントロールしてみてはいかがでしょうか。
《吸いたい気持ちをコントロール!! 》
★環境改善法
…喫煙のきっかけとなる環境を改善し、吸いたい気持ちを起こりにくくする方法。
★行動パターン変更法
…喫煙と結びついている今までの生活行動パターンを変えることで、吸いたい気持ちを起こりにくくする方法。
たとえば「缶コーヒーとともに一服」など、ある行動と吸うことがセットになっているものについて、ある行動を他のものに変えてしまうということです。
★代償行動法
…喫煙の代わりに他の行動を実行し、吸いたい気持ちをコントロールする方法。
「たばこを吸いたい!!」と思う気持ちが続くのは、3分くらいと言われています。
ならば、この3分間を上手に乗り切っちゃいましょう!!
具体的には…

《こんな方法で実行 !! 》
・たばこを吸っている人に近づかない(飲み会で隣に座らないなど)
・自分が禁煙していることを周囲の人に告げる
・「今は吸いたくない」と宣言する
・食後や休憩時はコーヒーではなくお茶や水を飲む
・コーヒーやアルコール後には糖分の少ないガムや仁丹、干昆布をかむ
・とても疲れた時には深呼吸をする
・口さみしいときは歯を磨く
10-2.歯磨き.png

禁煙に成功した人の多くは、成功までに平均3~4回の禁煙チャレンジを経験しているとのことです。
なかなかやめられない…と自己嫌悪に陥る方もいるかもしれませんが、あきらめずに何度でもトライしていただければと思います。
吸わない方も、周りに依存症だと思われる方がいましたら、何かサポートできることはないか考えてみると良いかもしれませんね(*^。^*)

『参考情報』
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