7月に入り、本格的な夏が到来します。
薄着になると、「からだのたるみがちょっと気になる・・・」という方も多いのではないでしょうか。
引き締まったからだに見せるポイントは、からだの中心部分＝「お腹」の引き締まり方にあります。
今回は手軽にできる、お腹をすっきりさせるエクササイズについてご紹介します！
●手軽にできるお腹すっきりエクササイズ
お腹の筋肉は大きく分けて、体幹を安定させる筋肉(図内A)、内臓の位置を安定させる筋肉(図内B)、脇腹を引き締める筋肉(図内C)の３つがあります。
色々なエクササイズを順繰り取り入れて複合的に刺激するとより効果的にお腹を引き締めることができます。
A.体幹を安定させよう！（腹横筋：お腹の深部を鍛える）
1.脚は軽く開き、両肩は後ろにストンと落とし、リラックス。
2.ふぅーっと息を吐きながら、お腹を凹ませて、ゆっくり息を吸いながらへこませるのを20秒ほどキープ。
数回繰り返す。
この立ったままお腹ひっこめ運動はいつでもどこでもできます！
通勤の電車やエレベーターの待ち時間、コンビニのレジ待ちの間に行ってみてはいかがでしょうか。
B.内臓の位置を安定させよう！（腹直筋：お腹のど真ん中を鍛える）
1.椅子に浅く腰をかけ肩の力を抜いてリラックス。
2.下腹部に力を入れて、背筋を伸ばしたまま10度ほどの角度に後ろに倒して、自然に呼吸をしながら10秒ほどキープ。
数回繰り返す。
※腰を反って痛めないように注意して下さい。
椅子に座ってエア背もたれは椅子に腰かける場面でいつでも行えます。
出勤後の着席時、トイレから戻った後、食事前等、実施する時を決めておくいいですね。
続いて…
C.脇腹を引き締めよう！（腹斜筋：お腹の横を鍛える）
1.床に脚を伸ばして座る。
2.お腹にぐっと力を入れて、左右のお尻を使って前に歩くつもりで、腕を大きく振って、前に10歩、後ろに10歩と歩く。
テレビでスポーツ観戦中やコマーシャルの間にお尻歩きを実践してはいかがですか？
比較的負荷が軽めのエクササイズなので、ある程度頻度よく行った方が変化が起きやすいです。
エクササイズをする時は「今、ここに効いている！」と刺激している筋肉を意識しながら、効いている感覚を確かめながら行いましょう。
お腹周りは筋肉のコルセットで支えられていると例えられます。
筋肉が落ちてくると、内臓が下垂してぽっこりお腹になってしまいますが、お腹周り（体幹）の大きな筋肉を鍛えることですっきり見せるだけでなく、姿勢もよくなります。
また、大きな筋肉を刺激することでからだ全体の脂肪燃焼率も上がるので一石三鳥です！
まずは、1週間だけでもトライしてみてくださいね。
少しずつ嬉しい変化が起こりますよ！
