特別な準備・道具は必要なし!お部屋でできる筋トレ5選!

運動・身体活動編

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外出もできれば控えたいこの時期、おウチ時間が増えたことは、自宅にいながら筋力アップを目指せるチャンス、とも言えます!
今回は、道具を使わなくても、ジムに通わなくてもできる、お部屋トレーニング“足腰編”をご紹介いたします。

自宅トレで体づくり

今すぐ手に入れたい!下半身の筋トレ、その効果!

代謝アップ!

基礎代謝は何もしなくても消費されるエネルギー。全体の筋肉量のうち、大きな割合を占める下半身の筋肉が増えれば、基礎代謝がアップ、太りにくい体につながります!

日常動作が楽に!

腕の筋肉量は若い時とさほど変わらないが、太もも前側の筋肉は50歳を境に急激に減少します!
下半身を鍛えると、長く歩いても疲れにくくなったり、階段の上り下りも楽になったりと、大きなメリットが見込めます!

引き締め効果!

きゅっと引き締まったお尻や足首は、男女問わず若々しく見えて魅力的!
筋トレを継続することで引き締まった体型を手に入れましょう!

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今日から始めたい、自宅筋トレ5選!!

【スクワット】太もも

太もも前側の筋肉は、椅子の立ち座り、歩く、階段を上り下りする時など、様々な日常場面で使う筋肉。大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝アップを狙いましょう!!

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1.両手は胸の前でクロスさせ、両足は肩幅に開く
2.背すじはまっすぐ伸ばしたまま、お尻をつき出すように、ゆっくり腰を下ろす
 ※膝がつま先より前に出ると膝を痛める原因になるため要注意
3.太ももが床と平行になるくらいまで下ろしたら、ゆっくり元に戻す
 まずは5回、慣れてきたら10~15回行う

★レベルアップ 
慣れないうちは、椅子を後ろに置き、椅子に座る形で行うのもおススメ。
椅子に腰かける寸前で、ゆっくりと立ち上がり、膝を伸ばし切らずにまた腰を下ろす、を繰り返すと、強度が上がります。

【ランジ】太もも・お尻

座っている時間が長くなると、衰えやすいお尻の筋肉。
太ももとお尻を同時に鍛えることができる方法です。

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1.両手は腰に当て、姿勢を正して立つ
2.片足を大きく前に踏み出し、その足を90度に曲げてゆっくり腰を落とす
 ※前足の膝がつま先より前に出ると、膝を痛める原因になるため要注意
3.ゆっくり元に戻し、反対の足も同様に行う
 左右行って1セット、5~10セット行う

★レベルアップ 
片足を大きく後ろに下げる反対方向の動きで行う。元の姿勢に戻す時に、後ろ足で地面を蹴り戻す。

【ヒップリフト】お尻

立ち上がり動作や、歩くときにカラダを押し出す筋肉を鍛えましょう。

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1.床に寝た状態で両膝を立てる。足は腰幅くらいに軽く開き、手は体の横に置く
2.お尻を床から引き上げ、肩から膝までが一直線になるようキープする
 ※腰を反らさないよう注意。お尻を引き締める意識を持つ
3.10~20秒キープしたらゆっくり元に戻す

★レベルアップ
お尻を上げた状態から、片足を持ち上げ膝を軽く曲げた状態で10~20秒キープする。

【カーフレイズ】ふくらはぎ

ふくらはぎの筋肉が衰えると、歩幅が狭くなりがち・・・。坂道を上る時にも欠かせない筋肉です。

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1.両足は腰幅くらいに軽く開き、真っすぐ前を見て姿勢を正す
2.かかとをゆっくり床から離し、できるだけ高く上げる
3.ゆっくり元に戻し、10~30回行う

★レベルアップ
かかとを戻す時に、床につけずに浮かしたまま、再度持ち上げる。
片足ずつ行うと、さらに強度が上がる。

【レッグレイズ】股関節まわりのインナーマッスルと下腹部

足を引き上げる動作で働く筋肉。階段を上がる時に活躍します。

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1.椅子を用意し、背もたれにもたれず浅めに座る。手は椅子の両側を掴む
2.上体はまっすぐのまま、両足を胸に近づけるイメージで上に引き上げる
3.ゆっくり元に戻し、10~15回を目安に行う

★レベルアップ
足を下ろす時に、床につく寸前で止めてまた足を引き上げる。
【全ての筋トレにおける注意事項】
筋トレ中、呼吸を止めてしまうと血圧が上がり危険!
数を数えながら行うと、自然な呼吸ができるためおススメです。
それぞれの筋トレは、まずは1セット確実に行い、慣れたら休憩をはさんで3セットを目標に行いましょう。

長く続けていくためにも!筋トレを効果的に行う3つのコツ

その1) 頻度

筋トレを行うと、筋肉疲労から回復するのに48~72時間必要だと言われています。
紹介した筋トレは負荷が軽いため(マシンやダンベルを使った筋トレに比べると)、1日2~3種目を交互に毎日行うのもおススメ。5種目全て行うなら、1日~2日おきで行うのが効果的です。

その2) 鍛える筋肉を意識

どこの筋肉を使っているのか、必ず意識しながら行うことが必要不可欠。
今からこの部分を鍛える!と毎回意識してから行いましょう。

その3) 正しいフォームで

正しいフォームで行わないと、痛みやケガの元に・・・。慣れないうちは、必ず方法を確認してから行いましょう。

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まとめ

場所を選ばず、お金もかからず、誰でも簡単にできるのが今回の筋トレの強み!
効果を実感するには、とにかく続けてみることです。
曜日や時間を決めておく、筋トレの方法を目につくところに貼ってみる、など工夫して、筋トレ生活始めてみましょう!

【参照文献】
レジスタンス運動 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-058.html

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