改めて注目、今すぐ歩きたくなる!ウォーキングの良いところ

運動・身体活動編

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道具もいらず、誰でも気軽に始められる「運動」と言えば、ウォーキング。
「歩く」なんて当たり前のこと、とあなどるなかれ、ダイエット生活習慣病予防だけでなく、脳も活性化されメンタルケアにも良いなど、そのメリットは様々です!
誰でも今すぐ取り組めるハードルの低い運動として、改めてウォーキングの魅力についてご紹介いたします。

メリット満載!ウォーキングのススメ!

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スッキリ効果3選!カラダもココロもポジティブに!

気分転換、ストレス解消したいなら

気分が落ち込んでいる時、疲れがたまっている時こそ、気分転換のウォーキングがおススメ。
外の景色を見ながら一定のリズムで歩いていると、脳の中で「幸せホルモン」とも言われるセロトニンが分泌されます。
気分が優れない時は、歩数や歩き方などは気にせずただ「歩く」だけ、それこそ太陽の光を浴びながらリズミカルに歩いてみるのもよいでしょう

考えをまとめたい!頭の整理をしたいなら

歩いている時こそ、アイデアやひらめきがある、とよく言われますね。
歩いて手足を動かすと、脳の酸素消費量が増え、脳全体の働きがよくなり、思考や記憶に関わる分野も活性化されます。
考えごとがある時や、仕事に行き詰った時こそ「ちょっと歩こう!」なんて選択がいいかもしれませんね

しっかり歩いて、しっかり快眠

ウォーキングで気分スッキリ、その際に分泌される「セロトニン」は、実は睡眠の質を上げる働きも。
夕方になると、日中に分泌されたセロトニンを原料に、メラトニンというホルモンが作られます。メラトニンは自然な眠りに導き、睡眠リズムを整える作用があり、快眠につながります

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カラダに嬉しい働き3選!転ばぬ先のセルフケア

食べ過ぎ、即行動!食後高血糖の対策に

量を食べ過ぎたり、ご飯や麺類などの糖質をとり過ぎたりした後は血糖値が急上昇。
血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きによって、血糖値は徐々に下がるものの、そのような食習慣や運動不足の状態が続けば、インスリンの出や効きが悪くなり、糖尿病や糖尿病予備軍になってしまうことが心配されます。
食後30分~1時間で血糖値が上がるため、その時間帯に15分程度のウォーキングを行うと、血糖値を下げる働きが期待できます

減塩に匹敵!血圧の対策に

高血圧対策と言えばまずは減塩。
実はその減塩に匹敵する働きを期待できるのがウォーキングです
歩くことで血流がよくなり、血管が広がって、血圧が下がりやすくなります。
1日の歩数が多い人ほど、血圧が低いという研究結果も知られています。

実はお腹の調子にも影響アリ!腸内環境の改善に

健康維持全般に大きく関わる腸内環境。その改善と言えば、発酵食品や食物繊維など食生活との関連が深いですが、実はウォーキングなどの有酸素運動も影響力大!
酸素を取り込みながら行う有酸素運動を続けると、スタミナがアップし、最大酸素摂取量(全身持久力の指標)が上がります。
最大酸素摂取量が多い人ほど、腸内細菌の種類が豊富でバランスがよく、腸内環境の改善に効果が期待できるという研究が発表されています。
 

 
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無理せず、気負わず、続けましょう!ウォーキング習慣化のコツ3カ条

【その1】疲れない歩き方をマスター!

姿勢や歩き方が悪いと、見栄えがよくないだけでなく、疲れやすく、足腰を痛めやすいなどのデメリットも。
基本の姿勢を意識しましょう。

1)猫背にならないよう、少し胸を張り、頭を背骨の真上に置く。頭のてっぺんを天井から吊られているイメージ。
2)ひじを軽く曲げ、腕を前に振るのではなく、ひじを後ろに引くように動かす。
3)つま先を上げて、かかとから着地する(着地がべた足にならない)。

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【その2】プラス10分歩けるコースを作る

ウォーキングは30分以上続けて歩かないと効果がないと思われがちですが、10分×3セットでもOK。どうしても時間がとれない時も、たとえ1日10分でも歩いた方がいい。そこで、ご自宅や会社の近くに「10分で歩けるコース」をいくつか作っておくのが有効です!
・一駅前で降りて歩く
・ランチはいつもより遠くまで行く
・遠回りして駅まで歩く
・まとめ買いせずこまめにお店に行く
などバリエーションを作っておきましょう。
 

 

【その3】歩数計やスマートウォッチの活用でモチベーションアップ

歩数という目標があるとモチベーションアップにつながります。
歩数計を持たなくても、スマホやスマートウォッチを活用すれば手軽です!
特に、スマートウォッチには、歩数だけでなく消費カロリーや歩いた距離が表示されたり、心拍数が計れたりするタイプもあって、お好みのものをチョイスして楽しむことができます。
まずは、歩数を計ることで現状を知り、現状プラス1000歩(約10分)から始めてみるとよいでしょう。
 

 
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まとめ

「歩く」は様々なメリットをもたらす「運動」です!
自分のペースで実施できるウォーキングは、普段運動されていない方でも無理なく始めることができます。
ウォーキングと身構えず、まずは日常生活で歩く機会を増やし、カラダやココロもスッキリ快調な毎日を目指しましょう!

【参照文献】
健康長寿ネット ウォーキングの効果と方法
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/walking.html

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