～禁煙はしたいけれど、踏み切ることのできない方へ～
喫煙者の4割程度の方が禁煙したいと思っているとの調査結果があります。
とはいえ、まだ踏み切れないという方も多く…どうしたらよいでしょう??
失敗しても大丈夫!
禁煙に成功した人の多くは、成功までに平均3～4回の禁煙チャレンジを経験しているとのこと。
禁煙に失敗しても何も損はなく、元の喫煙者に戻るだけのことですから、次のような心構えでチャレンジすることがお勧めです。
○「とりあえずやってみる」
逆に「今後一生禁煙しよう」というような長期的な目標を最初から持つと、途中で疲れてしまいます。
ですが…
お気軽にやり始めたのはいいけれど、ストレスが溜まって逆に体に悪い気がします、という方も。
そんな時は…
ストレスとうまく付き合う!
次の2点を習得してうまく付き合いましょう♪
○気分転換の方法を考える
・スポーツをする
汗を流すことは、軽い抗うつ剤程度の効果があります。
体重コントロールにも役立ちますね♪
・趣味をする
喫煙以外に熱中できることがあると、趣味に没頭することでストレスの緩和に役立ちます。
・リラクゼーションを心掛ける
温泉に行く、アロママッサージ、エステ、公園でゆっくりor散策…etc.
満たされた時間を作るとGOOD！
○ストレスの捉え方を変える
・ポイントは「ポジティブ思考!!」
ストレスは次へのエネルギー!と捉え、自分を伸ばしてくれる人生のスパイスと考えるといいですね。
例えば、「離脱症状がでてつらい、ストレスが溜まる」という悩みなら…
→ニコチンと闘っている証拠。良い反応だ！
→ここを乗り越えれば精神的にも健康になるはず!
こんな感じで「ストレスをポジティブ思考に変換」する技を身につけて下さいね。
日常生活中のストレスに対しても同じようにポジティブ思考を持てると心が楽になって良いですよ♪
ところで…
喫煙が体に悪いことは既知のことと思いますが、最後に少しだけ。
喫煙とがん
喫煙・受動喫煙の影響力は放射線やアスベストと同等。
ダイオキシンよりも明確に体に悪影響を与える。
喫煙により確実にがんを引き起こす最低限のがんは以下のとおりです。
口腔、鼻咽頭、副鼻腔、喉頭、肺、食道、胃、膵臓、大腸、肝臓、腎臓、尿管、膀胱、子宮頚部、卵巣、骨髄性白血病。
「確実」だと発表されているものだけでも全身くまなく影響しています。
「確実」でなくても発がん性が強く示唆される部位も上記の他に沢山ありますし、何より受動喫煙によりがんを誘発させることもあります!
自分のことだけでなく周りの方への心遣いとして、禁煙する気になったらすぐに始めてみて下さいね。
失敗しても大丈夫です!
とりあえずやってみましょう!!
