スッキリ目覚める朝の行動 選ぶならどっち?【朝活編】

その他生活習慣編

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その他

朝の時間を有効に活用するのが「朝活」。
1日のスタートは、頭も体もすっきりと目覚めた状態で切りたいですね。
睡眠モードから活動モードへ、無理なくシフトしていくための毎日の朝の選択。集中力を高めたり、血行を良くしたり、1日を健やかに乗り切るための事前準備として5つの行動をみていきましょう!

スッキリシャキッと!朝の目覚めを効果的に!

1.「白湯VS冷水」 目覚めの1杯飲むならどっち? 

【おススメ!】 目覚めには“白湯”(人肌~50℃程度のお湯)

寝ている間にも、汗や呼吸によってコップ1杯程度(200㏄)の水分が失われています。
体内の水分が失われると、血液の粘度が高まり、ドロドロ状態になりやすいことから、まずは、朝起きてすぐの水分補給が大切です。
「水分補給」という点では、白湯でも冷水でもどちらでもOK。ですが、極端に冷たい水や熱すぎるお湯は胃に負担をかけやすいため、白湯または常温の水コップ1杯(200cc)を目安に飲むとよいでしょう。

2.「ご飯VSパン」 朝食に選ぶのはどっち?

【おススメ!】 朝食には“ご飯”

ご飯は、穀物をそのままの形で調理して食べる粒食(つぶしょく・りゅうしょく)、パンは粉にしてから調理する粉食(ふんしょく)であるため、粒が残っているご飯の方がよく噛んで食べることになります。
よく噛んで食べると、満足感があり腹持ちもよくなることから、午前中を活動的に過ごすエネルギー源としては「ご飯」の方がより朝食向きと言えるでしょう。

また、ご飯は茶碗1杯(約150g)に含まれる脂質が0.5gなのに対し、食パン1枚(6枚切り)には、2.5gの脂質が含まれます。
加えてパンはマーガリンやジャムを付けて食べることも多く、どうしても余分な糖分や脂質をとりがちに・・・。
その点からも、脂質が少ないご飯食はおススメできます。
毎日の彩りを考えると、もちろんパンの朝食もアリです。バランスを考えて楽しみましょう!
 

 
ちなみに、主食がご飯、パンに関わらず意識したいのが、組み合わせるメニュー
ご飯だけ、パンだけではタンパク質が不足しがち・・・。
タンパク質は、代謝を上げて体温を上昇させ、体を目覚めさせる働きもあるため、朝は必ずとりたい成分です。
ご飯には、納豆や豆腐の味噌汁をプラス、パンには目玉焼きや、牛乳をプラスしてバランスよく食べたいですね。

3.「緑茶VSコーヒー」 朝食後に飲むならどっち? 

【おススメ!】 食後には“コーヒー”

すっきりした目覚めにつなげるなら、カフェイン量の多いコーヒーがおススメ。

【100ml中のカフェイン量】コーヒー60mg / 緑茶20mg
※カフェインの過剰摂取について 農林水産省 より

カフェインは、集中力を高めて作業能力をアップしたり、代謝をよくして脂肪の燃焼を助けたりする働きが、一方の緑茶には、カテキンが多く含まれ、抗菌・抗ウイルス作用や血中コレステロールを減らすなどの効果が期待されています。

どちらもそれぞれにメリットの多い飲み物なので、できれば食事中は緑茶、食後にコーヒーなど、使い分けて活用できると良いですね。

4.「ストレッチVSラジオ体操」 体を目覚めさせる運動ならどっち? 

【おススメ!】 目覚めには“ラジオ体操”

ラジオ体操は、筋肉を伸ばすだけでなく、関節を曲げたり体をひねったりと様々な動きを取り入れた全身運動血行をよくする効果や、肩こり・腰痛予防も期待でき、朝のウォーミングアップには最適です。

一方のストレッチも同様に筋肉を伸ばす運動であり、同じような効果も期待できますが、ストレッチにはリラックス作用があるのも大きな特徴。できれば夜寝る前にじっくり行うとよいでしょう。
(朝に行うなら、時間が長くなり過ぎないようにしましょうね。)
 

 

5.「朝食前VS朝食後」 ウォーキングをするならどっち? 

【おススメ!】 朝食後の“ウォーキング”

食後30分~1時間経つと、食べたものが消化吸収され血糖値の上昇がピークを迎えます。
その時間帯にウォーキングすると、血糖値の上昇を抑えることができ、食後高血糖や肥満の予防につながるのです。電車通勤の人であれば、1駅分歩く、会社まで遠回りして歩くなど通勤時にウォーキングを取り入れるのも良いですね。

もし、朝食前に行うのであれば、空腹状態で運動するのは低血糖の恐れもあるため、コップ1杯の水分補給と、バナナや小さめのおにぎり1個など、軽く食べてからウォーキングするとよいでしょう。
 

 

まとめ

朝の行動は、すでにルーティンになっていることが多く、すぐに変えることは難しいかもしれません。
ですが、毎日のことだからこそ、自分にあったより良い行動を試してみる価値もアリです。
目覚めてからスムーズに活動モードに切り替えて、毎日を健やかに過ごしましょう。

【参考文献】
カフェインの過剰摂取について 農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html

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