あなたは大丈夫!?痛風チェック!!

その他生活習慣編

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足の親指の付け根(関節)などの痛みを感じたことがある、はたまた尿酸値が高いから気を付けて!と言われたことがある…こんな経験ありませんか?
経験がある方もない方も、一度、セルフチェックをしてみましょう!

あなたの危険度をチェック

痛風危険度 セルフチェック

【1】足の親指の付け根などの関節が痛くなった経験がある
【2】20歳の頃より体重が10㎏以上増えた
【3】中性脂肪が高いと指摘されたことがある
【4】アルコール飲料をよく飲む
【5】大食いである
【6】運動不足である
【7】肉類を食べることが多い
【8】血縁者に痛風の人がいる

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あなたはいくつ当てはまりましたか?
当てはまった項目が多いほど、痛風の危険度が高まります。

痛風は、もはや現代病!?

ところで、痛風とはどんな状態のことをいうのでしょうか。

痛風とは?

血液中の尿酸が異常に多い状態を高尿酸血症と呼びます。
この状態が続くと、尿酸が関節内に固まって結晶化し、風が当たっただけで痛いと表現されるほどの激痛が生じる関節炎、これが痛風です。

発症者の多くは中年の男性、しかし…

かつては、痛風は中年男性の病気といわれ、女性や若い世代がかかることは滅多にありませんでした。
ところが、食事や生活スタイルの変化にともなって、性別や年齢問わず痛風患者が急増し、いまや誰もがかかる危険性の高い現代病ともいえます。

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痛くなるその前に!今すぐ始めたい5つの痛風予防策

痛風になる原因の多くは、日々の日常生活の中に潜んでいます。
急な激痛で苦しむ前に、取り組んでおきたい5つのことをご紹介します。

1.適正体重を維持する

痛風の前段階である高尿酸血症は、肥満の方がなりやすい傾向にあります。
まずは、食べる量を減らし、減量して適正体重を維持することを目指しましょう。

2.アルコールを控える

ビールを飲まなければ大丈夫、焼酎ならOK、という人がいますが、実はアルコール自体に尿酸値を高くする働きがあるので、すべての種類のアルコール飲料を控えることが大切です。

3.水分をしっかりとる

こまめに水分補給をして、尿量を増やすことが尿酸の排泄に役立ちます。
糖分を多く含むジュースは、逆に尿酸値を高めてしまうため、水やお茶など無糖の飲み物を飲みましょう。

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4.軽めの運動を

ラジオ体操、ウォーキング、軽めのジョギングなど、少し脈拍が上がるような軽度の運動を行うことが理想です。
過激な運動は逆に、尿酸値を上げてしまうので注意が必要です。

5.プリン体を多く含む食品は控えめに

尿酸をつくる元になる成分がプリン体です。プリン体が多く含まれる食品は、レバー、白子、イワシ、エビ、アンコウの肝、うなぎなど。
これらを毎日たくさん食べる人は少ないかもしれませんが、尿酸値が高い方は食べる頻度や量に気を付けてみましょう。

まとめ

痛風は、肥満傾向のある方だけでなく、過度な食事制限を行うダイエットやストレスなどでも発症しやすくなります。
チェックリストで該当項目が多かった方は、今日から5つの予防策を取り組み、ほぼ該当しなかったという方も、この機会に生活習慣を振り返り、今後の予防をしていきましょう。
※治療中の方は主治医の指示に従ってください。

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