頑張っているのに痩せない!ダイエットで見逃しがちな3つの習慣

生活習慣編食事編

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食べてないのに・・・でも痩せない。
そんなときは、もしかすると思わぬ落とし穴にはまっているかもしれません。

食べたいものを我慢して、1日の食事量や摂取カロリーは少ないはずなのに・・・・。
「うまくいかない」その背景にあるのは、見逃しがちな3つの習慣
健康的で痩せやすいカラダを作るためにも、痩せない理由、探っていきましょう。

ダイエットで見逃しがちな3つの習慣

その1.炭水化物は我慢、でもおやつは・・・?

セルフチェック
ご飯の量を減らす代わりにチョコレートを頻繁に食べたり、夕食後におつまみやアイスなどを食べたりしていませんか?

食事量が減っているので「あまり食べていない」という感覚があるかもしれません。
ところが、その代わりに間食をしてしまうと、逆に摂取カロリーが多くなったり、栄養バランスが崩れて代謝機能が上手く働かなくなったりしてしまうことも。

よかれと思ってご飯を抜いていても、結果的に太りやすくなる食生活を送っているのです。

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【参考】カロリーに注目して比較してみましょう。

食 事 お や つ
おにぎり1個:約200kcal おせんべい2枚:約100kcal
ご飯お茶碗1杯(150g):約250kcal シュークリーム1個:約250kcal
チョコレート1枚(50g):約300kcal
ポテトチップス1袋(60g):約350kcal
バニラアイス1個:約350kcal

ついつい手が止まらなくなり、気が付くと食べ過ぎてしまいがちなのが「おやつ」。
ご飯1杯約250 kcalに対し、チョコレート1枚(50g)約300kcal

1-1

ご飯を抜いているからと、代わりに間食を複数回とっていれば、あっという間に摂取カロリーが多くなってしまいます
また、食事の代わりに間食をすると、ご飯やおかずの組合せでとれるはずの食物繊維やビタミンも不足することに。

大切なのは、1日3回の食事を基本とすることです。
見逃しがちな「隠れカロリー」の習慣、しっかり押さえておきましょう。

 

 

その2.食事や運動で調整したカロリー、飲み物で台無しに?

セルフチェック
日常的に、砂糖や甘味料の入ったコーヒーや紅茶、炭酸飲料、ジュースなどを飲んでいませんか?
健康のためにと野菜ジュースや果汁100%ジュース、スポーツドリンクを飲んでいませんか?

食事バランスにも気をつけて適度な運動もしているのに、なかなか結果が出ない。
もしかすると「飲み物」にその原因があるかもしれません!

1日ペットボトル1本やコップ1杯だけだったとしても、毎日飲んでいる場合は要注意
甘い飲み物を習慣的に飲み続けることで、思っている以上に多くの糖分やカロリーをとっていることがあります。
普段の飲み物は、お茶や水など無糖のものが基本!物足りない場合は炭酸水などを活用するのもいいですね。

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また、健康のためにと野菜ジュースを飲む習慣も要注意!野菜を食べる場合と比べて、食物繊維やビタミンが少なく
さらにジュースとして飲むことで血糖値が上がりやすくなり、カラダに脂肪を蓄えやすくなってしまうのです。

野菜ジュースは、どうしても時間がない時の補助的なもの。野菜や果物は素材そのものを食べることを基本と考えましょう。
私たちのダイエットを阻む「飲み物の罠」、お忘れなきように。

 

 

その3.疲れだけでなく脂肪もたまる?睡眠不足

セルフチェック
睡眠時間、しっかり確保していますか?

米コロンビア大学の研究で、睡眠時間が平均7~9時間の人に比べ、4時間以下の人の肥満率が73%も高かったという報告があります。
さらに、5時間睡眠の人でも肥満率は50%も高いことが知られるようになりました。
では、どうして睡眠時間が短いと肥満になりやすいのでしょうか?

睡眠と肥満の関係で大きく影響しているのが、食欲をコントロールするホルモン
食欲コントロールは、体重管理に欠かせないものですね。

実は、睡眠時間が短いとカラダが危機的状況だと感じ、エネルギーを蓄えようとします。
そのため、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減り、逆に食欲をUPさせるホルモン(グレリン)が増えてしまう、
つまり、睡眠不足になると無意識のうちに食欲が増し、太りやすくなってしまうのです。
そして、高脂質や高カロリーな食事を好むようになるため、こってりしたものや甘いお菓子が欲しくなってしまいます。

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年齢や個人差もありますが、この無駄な食欲をうまないためにも、6〜7時間を目安に自分にあった睡眠時間を確保しましょう。
どうしても睡眠不足になってしまうときは、食欲がいつもより増していることを意識し、噛み応えのある食べ物を食べる、ガムを噛むなど、上手に食欲をコントロールしたいですね。

ついつい食べてしまう、その背景に「睡眠不足の誘惑」、ダイエットの大敵です。

 

 

まとめ

減量のためにしていたことが、実は太りやすいカラダを招いていた・・・なんてことがあっては本末転倒ですよね。
健康的で痩せやすいカラダを作るためにも、いま一度、食事だけでなく、おやつ・飲み物・睡眠時間を意識していきましょう。

【参考文献】
厚生労働省 e-ヘルスネット 休養・こころの健康
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart

睡眠リズムラボ 大塚製薬
https://www.otsuka.co.jp/suimin/

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